視えない世界、例えば、それが宗教であっても、精神世界(スピリチュアル)であっても、それを探求しようとすると、物理次元の現実的な生活を、ないがしろにしてしまうことがしばしばあります。
その時、「グラウンディングしていない」、つまり、地に足がついていないと、よく言われます。
バシャールは、「自分が惹かれること、ワクワクを、実行していきましょう。」とおっしゃいます。
私は、その一方で、この「グラウンディング」という、地に足を付けた生き方が、必要だと思っています。
そして、「ワクワク」と「グラウンディング」は、決して相反しない生き方だと思います。
私も、1年前、会社を完全に辞めたばかりの時は、重荷を下ろしてホッとした気持ちと、不思議な高揚感を感じました。
自分自身の生活が、宙に浮いたような感じで、地に足がついていなかったといってよいでしょう。
失業保険をもらっているときは、経済的なゆとりと、仕事から解放された開放感があるので、それが「ワクワク」のように、錯覚していたのかもしれません。
そして、自分のやりたいことをやろうと思い、試行錯誤をしているうちに、この「ハッピーネット」ブログを書くことが、ライフワーク、日課となりました。
スピリチュアルをテーマとして、ブログを書くことが、一つの生きがいとなりました。
ブログがどこまで続けらるか、当初、一抹の不安がありましたが、お陰様で何とか続いています。
グラウンディングで重要なことの一つに、経済的な安定があります。
「入りを量り、出るを制する。」という、上杉鷹山の有名な言葉があります。
当たり前のことですが、収入と支出のバランスをとることにより、生活が安定して、グラウンディングができます。
実は、今年(2019年)のお正月から、家計簿をつけ始めました。
それは、生活費の収支を合わせることで、まずないと思いますが、老後破産のような状況を避けるためです。
生活費の収入と支出を見直すことで、何となくかけていた保険や、解約を忘れていた年間手数料など、不要な出費を、抑えることができました。
スピリチュアルな情報の中には、5次元世界に移行するから、いずれ経済的なリセットが起きて、お金が必要なくなるといった、夢のような話が出て来ます。
現在は、既に、3次元から、4次元の世界に突入しているのかもしれません。
そのことを否定するつもりはないです。いつかは、そうした世界が到来すると思っています。ただ、それがすぐに起きるという保証は何もありません。
やはり、この物理次元の社会で、地に足をつけて生活すること、つまり、グラウンディンは、必要なことです。