真の信仰

高橋信次先生 ご講演 1976年9月号 表紙 スピリチュアル
今日は、日曜日で晴れていたので、久しぶりに、サイクリングで、遠出をしてきました。
往復で、14kmの行程を、1時間弱で走ってきました。お陰様で、健康なので、幸せを感じます。
 
さて、高橋信次先生は、講演会では、必ずといってよい程、間違った信仰に対する警鐘を、鳴らされておられました。
高橋信次先生 ご講演 1976年9月号 表紙
今日は、真の信仰について、ブログを書かせていただこうと思います。
 
信次先生が講演会をされた40年前と、現在を比べてみて、状況はそれほど変っていないように思います。
 
今でも、間違った信仰は、相変わらず、存在しています。
 
眼に見えないあの世から、人の口を通して「神だ、仏だ」と名乗り出て来る者がいます。
そういう存在に限って、威圧的な言葉で、盲目の人生を歩んでいる人々に、「信じなければ罰が当たるとか、不幸になる。」といって、脅迫するケースが多いといえます。
 
このような場合、ほとんどが、神の名をかたる悪霊の仕業であるため、私達は気をつけなくてはなりません。
 
本当に、天上界の光の天使達の言葉であれば、そこには愛情がこもり、慈愛深く、一寸先は闇の人生を送っている地上の人々の心に、真の調和を与えてくれます。
 
あたかも、親が我が子の成長を楽しみながら、見つめているように、愛の心を持って接してくれます。
 
神が、肉体を持った人間の心を支配して、語り出すことは、絶対にないということを、知らなくてはなりません。
 
人間の口を通して出て来る神を、信じてはなりません。
 
偉大なる光の大天使や天使(如来・菩薩)は、肉体を持って、正しい法に適った生活をしている人で、しかも同じ心の器の持ち主でなければ、その人間を支配し語ることはないのです。
 
なぜならば、肉体を持っている人間の心の波長が精妙でない限り、天上界の光の大天使と同調することは不可能なのです。
 
天上の世界には、見えない壁が存在しています。
 
その壁は、一人一人の心の段階(次元)、調和度によって、その範囲は異なってきます。
 
本来は壁などは、存在していないのですが、人間が自分の心の中に、自らがその壁をつくり出してしまったというのが真相です。
心の暗い人々は、自分の光子体が物質的です。その光子体の光の量に応じて、あの世の段階が決まってしまいます。
心、光子体が暗いということは、心と行いが正しい法に反した生活をした結果です。
自分がそれに、気がつき、行いを正せば、心の中の曇りは除かれて、神の光によって満たされます。そして、満たされた光の量に応じた世界に、住むことが出来るということなのです。
本当に信心深い人々は、教会や、寺院、神社に、他力本願の祈りに、行くことはありません。
本来、教会や寺院は、人間として生きる目的や、使命を教える場所であって、神仏に対して、何かをお願いする場所ではないのです。
そして、人間の苦悩の原因と結果の法則を教え、苦悩のない安らぎの人生を送るため、良きアドバイザーの役割を、果たす場所でなければなりません。
つまり、人間として生きるための正しい法を、伝え、学ぶ場所であるといえます。
その正しい法に従って、毎日の生活をしている人々こそ、真の信仰をしている人々なのです。
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