昨日(9/16)のブログ「内観と反省の薦め」というブログで、次のように、書かせていただきました。
「心の曇りを除く手段として、普段から、コツコツと内観と反省を行うことをお薦めいたします。」
40年前に、一週間の集中内観を受けてから、40年振りに、この9月1日から集中内観をさせていただきました。その結果、非常に大きな気付きを得ることがました。
北陸内観研修所では、1週間の集中内観研修を修了人たちを集めて、研修後の座談会を開いて、参加者それぞれの感想を聞くとともに、日常内観という内観の方法を、説明して薦めています。
日常内観とは、集中内観という作業の延長線上で、日常の生活の中で、少しでも時間をとって、毎日、内観を続けていくことです。
集中内観は確かに効果があります。 しかし、吉本伊信先生は、1回、集中内観研修を受けてよかったで、済ませてしまっては、本当に、内観で人生を変えることができないとおっしゃいます。 集中内観より、普段の生活に戻ってから行う、日常内観が重要なのです。
北陸内観研修所には、ここで集中内観を終えた方たちが、毎週のように内観した内容を、ハガキで送って来られている内観報告がありました。
集中内観で得た、内観の成果を、さらに確かなものにするには、日常生活の中で、一日、30分でも、1時間でも、内観を行うことが、一番良い方法なのです。
これを、日常内観と呼んで、この日常内観が習慣になってこそ、本物といえるのです。
集中内観をさせていただいた40年前から、今までの間、私は軽い反省を行ってきました。
反省のやり方としては、何か人間関係においても、会社の事業においても、問題(トラブル)が起きた時に、その原因を反省する時間をとることです。
毎日、反省すべき点がないかを内観して、何か問題があれば、それについて意識を集中して考えてきました。
こうした習慣は、仕事が多忙になると、反省する時間がなかなか取れませんでした。
しかし、仕事が楽になり、時間的に余裕ができたから、内観と反省をするかというと、そうでもありませんでした。
40年振りの集中内観を体験して、人生を深く捉える方法として、内観と反省がとても効果があり、必須であることに、改めて気付かされました。
実際に、1週間の集中内観研修を修了して、かなり心の浄化が進んだと、感じました。