誰でも、グーグルの検索結果で上位に掲載されることを期待していると思います。
究極的なSEO対策とは、ターゲットユーザーにとって、良い記事を豊富に揃えることではないかと思います。
以下は、あるエディターから聞いた話と、自分自身がこれまでに体験してきたSEO対策をまとめてみました。
グーグルの検索エンジンが、つねに更新されるため、SEO対策というのは、これで決定ということはないと思いますが。
(1) オリジナルコンテンツ
オリジナルで書いた記事が基本的に評価されます。グーグルの検索エンジンには、記事の類似度をある程度評価する機能があり、どこからかのページから、記事をコピーアンドペーストした記事は評価されないとされています。
ただその精度はあまり高くないらしく、コピペサイトがオリジナルサイトよりも検索結果が上になる場合があります。これらはコピペサイトが様々に工夫されオリジナル以上の情報価値を持ったと判断されたのだろうと予測されます。
悪質なコピペサイトであると判断されると評価そのものがすべて取り消されます。
(2) キーワード
キーワードとは、検索エンジンで引っ掛かって欲しいキーワード・言葉です。 そのサイトに相応しいキーワードを記事のタイトルにいれ、なおかつ、文中に適度な頻度で出現することが望ましいとされています。意図的に、出現頻度を調整するよりは、自然に任せた方が良いかと思います。
(3) キーワードと地名の組み合わせ
キーワードは、ホームページを記述するHTML言語で、例えば、以下のように記述します。
・タイトルタグ(<title>ホームページ,名古屋,…</title>)
・メタタグ(<meta name=”keywords” content=”ホームページ,名古屋,…” />)
(<meta name=”description” content=”ホームページ,名古屋,…” />)
このようにタグを埋め込んで、検索エンジンで、[ホームページ 名古屋]という文字列で検索されたときに、上位に表示されることを目指します。
名古屋は、地名ですが、地名を入れないと、全国区で表示順位を競争することになるので、上位に表示されることは、非常に難しいです。
そのために、見てもらいたい人が対象となる地名を入れることをお薦めします。
まずは、地名と、キーワードの組み合わせで、3位以内を目標としましょう。
(4) 記事の長さ
1件の記事の長さは、1ページ1,300文字程度が良いそうです。
情報量が豊富であった方が検索結果はいいという考えもありますが、普通の人が文章を読んで理解しやすい長さの限度というものがあります。特にスマホで見る場合、あまり長すぎる文章は逆に読みづらいのです。
結果として、長すぎても、短すぎてもいけないそうです。
1ページ800文字~1500文字がお薦めの長さだそうです。
(5) 記事数
どのくらいの記事をアップすると、検索エンジンの順位に結果が現れるのかというと、だいたいは期間は1ヶ月くらいから50件を越えたころだそうです(注目された分野や流行の先端である場合は数日で反映される場合もあります)。
専門的な分野であればあまり更新しなくても上位にいける場合もありますが、ライバルが多い場合は更新し続ける必要があります。3ヶ月間くらいのレンジで、記事数が50件を越えるように、定期的に記事をアップすることが良いそうです。
(6) 役に立つ内容
記事をたくさんアップしても、それが内容のうすいものではあまり高い評価は得られません。企業の場合は特に自分が面白いというだけではなく、見てくれる人の気持ちを考えて、読みやすく、わかりやすい、役に立つ情報であることが重要です。
ひたすら、役に立つ内容を書いて、アップしていきましょう。
(7) 分かりやすいコンテンツ
ターゲットユーザー、つまり、そのホームページを見て欲しい利用者が読んで分かってもらえることが重要です。
専門用語、技術用語を駆使して、できるだけ正確に詳しく記載された記事がありますが、ターゲットユーザーに理解できない文面では、見てもらえないのです。
記事・コンテンツは、一般のターゲットユーザーに見てもらい、意見をもらうのが良いですが、それができなければ、エディターに見てもらい意見をもらうのも良いでしょう。
エディターとは、制作会社などに所属してる、文章をリライトするホームページ制作者といっても良いでしょう。
(8) 読みやすさ
改行を適度に、適切な位置に入れて、読みやすくしましょう。
「だ。である。」という断定は、強く聞こえてしまいます。そのため、「です。ます。」調の方が良いでしょう。
(9) 画像、動画の重要性
一般の閲覧者は、文章ばかりでは、内容がいくら良くても、なかなか見てもらえないものです。
できれば、1ページに、1つは画像を入れるとよいといわれています。
観光地の情報など、場合によっては、写真より動画がより効果的なことがあります。
気をつけることは、写真の場合、写っている人の許可をもらうか、顔が分からないようにすべきです。
(10) 固有名詞に注意
記事は、原則、固有名詞を表示しないことをお薦めします。
以前、自社のサイトに、大手×××メーカーと、顧客リストに書いたら、それは自社のことだと分かるから辞めてくれと、電話が掛かってきたことがあります。
その会社の役員が、偶然、高校の同窓生だったので、その話をしたら、「うちの会社は、自意識過剰だから、...ハ、ハ、ハ」といわれてしまいました。
上記(1)~(10)以外にも、いろいろあると思いますが、要は、ターゲットユーザーの立場、気持ちになって、役に立つ記事・コンテンツを書くことだといえそうです。