よく参拝に行く神社の管理人のYさんと、話し込みました。
Yさんはその神社の社務所にお住まいなので、参拝の時に良く立ち話をします。
その朝は、雰囲気がいつもと違いました。
彼は、「安倍首相を、絶対信用しない。」といいます。それに対し、私は、次のように、言いました。
「今のマスコミ、TVや新聞は、安倍首相の良いところを、なかなか報道しようとしないので、TVと新聞しか見ない人には、そういう人が多いです。ただし、インターネットに流れている情報は、安倍首相の良いところを、マスコミの代わりに紹介しています。マスコミとネットと、両方を見ないと判断を誤ります。」
偶然、参拝に来たTさんが通りかかり、傍でこの話を聞いて、私の意見に賛同してくれました。
それでも、Yさんは続けます。
「スマートフォンを持っていないので、ネットの情報は分かりません。」
私は、「だったら、ネットカフェのパソコンで、情報を得たらいいじゃないですか?」といいます。
すると、Yさんは、いろいろ言い訳をします。 「自分は機械を操作すると、なんでも壊れてしまいます。 パソコンなどのIT機器もさわると、すぐ壊れてしまう。(まともに動作しない。)」 なので、スマートフォンは、絶対持たないことにしています。」
「もっと、柔軟性を持って、世の中に接した方がよいのではないですか?」と、助言するのですが、彼は「何もできない。」という自己否定を連発します。
気付くと、1時間もたっていましたが、Yさんは、最後まで、次の主張をやめませんでした。
「自分は何でも、機械をさわると壊してしまいます。なので、ITを利用することは絶対できません。」
Yさんを、ネットカフェに一緒に連れて行って、彼の興味のありそうな情報を、検索して見せてあげれば、おそらくネットに目覚めて、考え方もすっかり変わるだろうと思うのですが、それはいつかまたの機会にしようと思いました。