昨日、GLA関西本部に行かせていただいたというお話をしました。
40年以上前のGLA関西本部

40年以上前のGLA関西本部

その後で、関西本部のAさんが、入院されているということで、お見舞いに行くことになりました。
 
リーダーのCさんと、総勢5人のメンバーで、大阪の病院を訪れました。
ナースステーションで、部屋番号を聞いて行くと、大部屋の奥の窓際のベッドで、Aさんは苦しそうに、ベッドに横たわっておられました。
 
挨拶もそこそこに、早速5人で、Aさんの体に、光を入れることになりました。
Cさんが、Aさんの胸の辺りに手を当てて、私は足の裏に手のひらを当てました。
その他の3人は、めいめい手の平を、Aさんに向けて、祈るように光を送り始めました。
 
しばらくすると、私の隣で光を送っていたBさんが、急に異言を語り始めました。
すると、自分以外の他の3人が、「シーッ」と、声を出さないように、Bさんをたしなめます。
 
隣の入院患者が、すぐ隣で寝ているような大部屋で、聞きなれない異言を語るのは、非常にまずいです。
 
Bさんは、一旦は、異言を抑えるのですが、また、しばらくして、異言を語り出します。
3人が、もう一度、「シーッ」とたしなめました。
すると、Bさんは、部屋を出ていかれました。
 
ものの20分くらい光を、Aさんに送らせていただいたでしょうか。
Aさんの表情からは、苦しさが消えて、にこやかに笑われるようになりました。
 
さすがに、皆が心を一つにして、光を送らせていただいた効果が顕れました。
 
Cさんが代表して、Aさんにお見舞い品を手渡して、Aさんを励ますと、Aさんに笑顔がこぼれました。
これで、少し安心しました。
Aさんは、嬉しそうに私たちに手を差しのべられたので、それぞれ握手をしました。
 
Aさんのご家族に、ご挨拶をして、その病院を去りました。
 
あるサービスエリアで。Bさん以外に人たちに、「Bさんは、霊道を開いているのですか?」と、訊ねると、一人が首を横に振って、「Bさんのは、悪い方だから。」と答えてくれました。
「ああ、そういうことだったのか。」と、内心、状況を把握できました。つまり、Bさんは悪霊にはいられているとのでした。そのことを、ご本人は、気づいておられないのです。
他の3人は、審神者として、Bさんに憑いている霊が、良い神様か、悪霊かを、しっかり見極めていることを知りました。
私は、次のことに感心しました。
1. 皆で、力を合わせて、当たり前のように、Aさんに光を入れさせていただいたこと。
2. Aさんも、喜んで受け入れて、苦しかったお顔が、みるみる笑顔に変わったこと。
3. Bさんに対して、しっかりと審神者による判断がされていいたこと。
4. Bさんを、特別視することなく、普通に接していたこと。
上記の1.と2.は、よくあることで、特別なことではないです。
ただ、3.で、Bさんのように、異言を語る方に対して、無条件で良い霊とされることがあるのですが、きちんと審神者が判断しているのは、あまり見たことがないです。
さらに、4.で、会員さんたちが、Bさんを邪険にするわけでもなく、気を使いながら、普通に接していることに、とてもびっくりして、感心しました。
4. のことは、なかなかできるものではないと、思いました。
それを、普通にやってのけていることが、信次先生の正法を受け継いで、40年以上にわたり、実践してきた関西本部の凄さだと、思いました。
近い未来には、どこでも、このような状況が起きてくると思うのですが、このような形で対応できるのが、ベストといえます。
この神対応に、信次先生も、さぞお喜びのことだろうと感じました。