昨日(8/13)は、お盆恒例のお墓参りをしました。
娘夫婦が、昨年(2019年)10月に生まれた初孫を、連れてきてくれました。
お盆の孫
名古屋市の近郊にあるお寺に、両親と母方の祖父母が眠っています。
 
そのお寺の隣を、桜の名所で有名な五条川が、流れているので、春のお彼岸のころは、桜が咲き始めています。
 
どうして、お盆になると、家族そろって、ご先祖様のお墓にお参りするようになったかというと、母が毎年、お参りをしていたからです。
 
父が亡くなったのは、1990年で、母が亡くなったのは、2017年です。
 
2002年の頃、母が、私の家に引っ越してきました。
しばらく、母と2人で暮らすことになりました。
それからは、私も母と一緒に、毎年、お墓参りをするようになりました。
 
私は子供が3人いるのですが、離婚をしたため、子供たちとは離れ離れでした。
 
2006年に、長男が夜逃げをするように、我が家に引っ越してきました。
翌年(2007年)に、長女と次男も、諸般の事情で、引っ越してきました。
 
離婚後、1人で住んでいたのですが、あっという間に、5人家族になりました。
1999年12月に、松川晃月師にお会いして、十三神之祈りを始めてから、まるで奇跡のように、子供たちが戻ってきました。
 
現在は、子供たちは、次々と独り立ちをして、最後に残った娘が結婚のため、2015年に家を出ていきました。
そして、2017年に母が亡くなったことで、また1人暮らしに戻りました。
 
母と3人の子供たちと一緒に生活をしていたころも、毎年、お盆にお墓参りをしていました。
子供たちは、おばあちゃんの母に非常にお世話になったこともあり、母の菩提を弔うために、お墓参りを続けてくれています。
 
もう一つ、母がいた時に始まった習慣があります。
それは、家族の誕生日がある月に、その家族のための誕生日のお祝いの食事会をすることでした。
この習慣も、母が亡くなった今でも、続いています。
 
ここで、何を訴えたいかといいますと、先祖を敬い大切にしていれば、子孫からも慕われて、自分も大事にされるということです。
 
先祖供養でお墓参りをすることは、古い宗教的習慣ということで、軽視される方たちがおられるかもしれません。
スピリチュアルな世界で、先祖を大切にしなさいという教えを、あまりに耳にすることはありません。
確かに、お墓参りは、宗教的な因習に過ぎないかもしれません。
しかし、毎年、家族全員が先祖のお墓の前に揃って、参拝する習慣は、家族の絆を強くします。
孫が生まれても、家族の絆が弱いと、孫の顔を見ることが難しい場合があります。
自分自身がスピリチュアルな覚醒をしたからといって、仮に、家族との絆を手放してしまったり、先祖を大切にしなくなってしまったら、それは不幸なことではないでしょうか。
人の幸せは、家族との絆によって、支えられているといっても過言ではないからです。