1月2日の午後に、娘夫婦と孫と、二人の息子たちが来てくれました。
一緒に、鶏肉の鍋と、お雑煮と出来合いのお節料理を食べました。
そして、箱根駅伝を見ながら、楽しく会話をして過ごすことができました。
さて、一昨年の秋ころから、体調が今一つ良くないこともあり、食事についても、何らかの対策をしようと、思っていました。
食べること、食事について、様々な議論があります。
・保存料、添加物の入っていない食品を食べるべきだ。
・肉は避けて、菜食がよい。
・ミネラルを摂る必要がある。
・酵素は体に良い。
など、です。他にもいろいろあると思いますが。
一般的に、スピリチュアルの世界では、肉食はやめて、菜食にすべきだと言われています。
しかし、いわゆる、聖者といわれる存在が、すべて菜食であったかというと、そうでもありません。
モーゼ、イエスは、遊牧民として生活していたことがあるので、羊の肉を食べていたはずです。
また、ゴーダマ仏陀は、どうであったかというと、彼も乞食をしながら修行をしていたので、出されたものは、肉でも魚でも野菜でも何でも食べていました。
ですから、肉を絶対に食べてはいけない、ということは、本来ないと思うのです。
以前、料理研究家の土井善晴先生の著書で、「一汁一菜でよいという提案」という本を購入しました。
ざっと読んではいたのですが、実際に実践するつもりでは、読んでいませんでした。
「一年の計は元旦にあり。」という諺があります。
お正月でもあり、食事、食べることの参考にすなると思い、「一汁一菜」を読み返してみました。
この本は、タイトルのように、毎回の食事を、ご飯と一杯の味噌汁で、済ましましょうという食事スタイルの提案です。
「一汁一菜」の本を読みながら、こんな方法もあったのかと驚きました。
現在、朝はパンを食べているのですが、朝もご飯にすることになります。
また、朝も昼も夜も、三食、ご飯と味噌汁を食べることにすれば、料理を作るの面倒も省けるかもしれません。
自宅には、パイウォーターの浄水器や、ご飯を専用容器で炊くガスコンロもあるので、美味しいご飯を炊くための道具は揃っています。
お味噌も、良質の味噌を、量り売りしてくれるお店が近くにあり、そこで買っています。
その上で、味噌汁の具として、体に良い物を摂れば、より健康になるはずです。
「一汁一菜」の本に、美味しくご飯を保存するには、お櫃(ひつ)があると書いてあるのですが、お櫃もあります。
一汁一菜には、お膳を使うと良いとあるのですが、古いお膳も家の棚の奥から出てきました。
この新年を契機に、心機一転して、この「一汁一菜」に、チャレンジすることにしました。
習慣にするまでには、結構、手こずるかもしれません。
自分なりの「一汁一菜」の形・スタイルを、創り出すことが出来たら素晴らしいですね。 (黒川 記)