昨日(R6/4/24)、友人に誘われて、はじめて京都に行き、祇園で「都をどり」を見てきました。
彼は、何度も「都をどり」を見にきているので、的確なアドバイスをしてくれます。
その日の朝、午前11時ころに京都駅で待ち合わせて、JR奈良線で東福寺駅に行き、そこで京阪本線に乗り換えて、祇園四条駅で降りました。
祇園四条駅から、「都をどり」を上演する祇園甲部歌舞練場(ぎおんこうぶかぶれんじょう)まで徒歩で行きました。
都をどりの開始時間まで、少し時間があったので、近くの建仁寺(臨済宗本山)を少し見て、近くの京料理の店で、少しリッチなランチをいただきました。
ちょうど良い時間になり、祇園甲部歌舞練場に行きました。
都をどりの前に、抹茶と虎屋の和菓子をいただきました。
そして、都をどりの会場に入場しました。
チケットで指定された席に着席しばらくすると、都をどりが始まりました。
今回の都をどりのテーマは、紫式部の源氏物語でした。
光源氏の正妻の葵上(あおいのうえ)と、六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)のおどろおどろしいお話や、源氏物語の 、明石、須磨といった章の恋愛模様を、舞妓さんが華麗な踊りを舞ってくれました。
自分は大学生のころ、円地文子さんの源氏物語を読んでいたので、大まかなストーリーを理解していました。
その上で、イヤホンによる解説を聞くことができたので、とても楽しめました。
さらに、大学時代に尺八部に所属していて、菊岡検校の「夕顔」の曲を演奏したことのあり、都をどりの音楽もとても心地の良いものでした。
西洋音楽が主流の教育で育った日本人には、端唄、長唄、浄瑠璃などは馴染みのないものかもしれません。
都をどりで、大学時代の思い出がこのような形でよみがえるとは、思いもよりませんでした。
都をどりが終わって、花見小路を歩いて、白川通を渡り、「白川」にかかる「たつみ橋」という名所で、写真を撮りました。
4月24日は、桜の季節は終わっているので、白川沿いの桜並木の桜を見ることは出来ませんでしたが、石畳の道沿いに町屋が並ぶ祇園白川は、京都らしい風情のあるところでした。
そして、花小路を引き返して、白川通を八坂神社の方向に向かいました。
八坂神社も京都の有名な名所です。
そして、八坂神社を抜けて、三年坂に向かいました。
この五重塔が見える三年坂を歩きました。
この五重塔は、法観寺の八坂の塔というそうです。
そして、そこから最初に降りた祇園四条駅まで歩いて、京都駅まで戻り、名古屋に帰ることになりました。
今回の目的は、もちろん「都をどり」でしたが、実は、もう一つ隠れた目的がありました。
それは、新しく購入したレンズで京都の観光スポットを撮影することでした。
観光スポットの撮影も、十分良い絵を撮ることができました。
スピリチュアルな観点でいうと、「楽しい現実を、意図的に作る。」ということだと思います。
“京都をどり”のことも、”カメラの新しいレンズで撮影を楽しむ”ということも、この3月に定年を迎えた友人と、京都で遊ぶ計画を立てたことによって、もたらされした結果だと言えます。
来年(2025年)の4月も、またこの祇園甲部の都をどりを、観劇しに来れたらといいなと思います。 (黒川 記)
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