昨日(R6/9/27)は、自民党の総裁選挙がありました。
この総裁選は、実質的な日本の首相を決める重要な選挙です。
私は、総裁に選ばれた石破茂候補ではなく、高市早苗候補を応援していました。
総裁選挙は、候補者のうち、一人も過半数が取れないときは、上位二人での決選投票になるというのが規則でした。
最初の投票で、高市さんが過半数を取れなかったものの、首位になりました。
これで高市さんがてっきり新総裁と思ったのですが、結果は石破茂候補が決選投票で逆転勝利しました。
正直なところ、がっかりしました。
私が高市さんを応援したのは、その主張が明確であり、この人であれば首相を任せられると考えたからです。
ではなぜ石破さんが選ばれたのか?
自民党の党員と議員が、高市さんの経済政策をについての主張を、理解できなかったからだと思います。
私は、20年間会社経営をしてきました。
総裁選での高市さんの主張を聴いて、なぜ失われた20年、30年と言われて、初任給が上がってこなかったのかという理由が、よく分かったというのが、高市さんを支持する理由でした。
この総裁選について、見方を誤った理由は、投票する自民党党員、国会議員の皆さんが、経済について、よく知らないということを、すっかり見落としていたことでした。
石破さんは経済について、よく理解していないようですし、また投票した人たちの多くも、経済が分かっていないという状況状況なので、ある意味当然の結果でした。
ユーチューバーである高橋洋一教授が、総裁選後に公開したYouTube動画での解説は、とても興味深いものでした。
彼の事前の得票数の予想は、両候補の得票数が、ほぼ拮抗しているというものでした。
そして、石破新総裁が決まった直後、急激な円高と、株価の急落が起きています。
高市さんが新総裁になっていたら、逆に株価は急上昇したに違いありません。
今回の総裁選について、私はある友人と賭けをしました。
彼は、高市さんは今回は選ばれないとおっしゃいました。
私は高市さんになると主張しました。
そして、負けた方がランチを奢る約束をしました。
彼は、総裁選の結果が出て、次のように、LINE を送ってきました。
「予想通り、新総裁は高市さんではありませんでした。
反高市勢力が妨害しますので、今回の総裁選はまったく期待していませんでした。
誰がなっても日本が沈みかけるとみています。
小泉さんを支持した勢力は、さらに見る目のない政治家だと思っています。」
私は、10月1日に、お寿司屋さんで1,000円の寿司ランチをご馳走することになりました。
経済と政治のプロである高橋洋一教授は、石破内閣は短命に終わるかもしれないとおっしゃいました。
つまり、まだまだ高市さんが、次回の総裁選で、総裁に選ばれる可能性は十分あります。
今回の総裁選は、とても残念な結果に終わりましたが、次回の高市さんの総裁選挙の出馬に期待したいです。 (黒川 記)