昨日(R4/4/20)から、長野県阿智村の別荘に滞在しています。
朝、散歩に出掛けたら、‘ミズバショウの里’という場所に、美しい‘水芭蕉’が咲いていました。
ここは、別荘の敷地内と言っても良い場所ですが、観光客どころか、別荘の住民の影もありません。
折角、今が盛りとばかりに咲いている水芭蕉ですが、勿体ない限りです。
昨日、別荘の近くのお蕎麦屋さんで、買い物をしようとしたら、マスクをしていなかったため、着用を促されました。
日本人の同調圧力は、なかなかのものですね。
さて、本日(R4/4/21)、そのマスク着用のお話です。
マスク着用義務は違法
米フロリダ州の連邦地裁は、4月18日、アメリカの公衆衛生機関である、CDC(Centers for Disease Control and Prevention、疾病対策予防センター)が、 マスク着用を義務付けしているのは違法であるという判断をくだしました。
米フロリダ州の連邦地裁は18日、ジョー・バイデン政権による公共交通機関でのマスク着用の義務付けについて、「違法」であり無効とする判断を下した。
キャサリン・キンボール・ミゼル連邦地裁判事は、公衆衛生機関である米疾病対策センター(CDC)が法的権限を逸脱し、マスク着用を義務付けていると指摘した。
「この国の制度では、たとえ望まれている結果の追求であっても、関係機関が違法に行動することは許されない」
ミゼル氏はドナルド・トランプ前大統領に任命された判事。フロリダ州を拠点としているが、連邦判事は全国的な政府の政策を阻止する判断を下すことができる。
これにより、全ての空港や列車、タクシー、交通ハブにおけるマスク着用義務は事実上撤廃される。
CDCは先週、飛行機や鉄道などの公共交通機関でのマスク着用義務の期限を、5月3日まで延長したばかりだった。
アメリカの空港警備を担う運輸保安庁は、今後はマスク着用の義務付けは行わないと認めた。
ユナイテッド航空、デルタ航空、アラスカ航空、アメリカン航空は、国内線と一部の国際線でマスク着用義務はなくなると発表した。
以上、BBCのニュースからです。
次は、テレ朝のニュースからです。
アメリカ政府が義務付けた公共交通機関でのマスク着用について「違法」とする判決が出て義務が無効となったことを受け、アメリカで「脱マスク」が加速しています。
フロリダ連邦地裁は18日、政府のマスク着用義務について「権限を逸脱している」として行政法違反にあたるとする判決を言い渡しました。
バイデン政権は判決を精査する間、「着用義務は無効になる」と表明しました。
これを受けて、配車サービスのウーバーやリフトは乗客と運転手のマスク着用義務をなくしました。
また、航空各社に続いて全米鉄道旅客公社も着用義務をなくしています。
一方、ニューヨーク州では保健当局の判断として、州内の公共交通でのマスク着用は引き続き義務とすると明らかにしています。
(C) CABLE NEWS NETWORK 2022
以上、です。
アメリカや、ヨーロッパの一部の国々(デンマーク、イギリス、オランダなど)では、既に、コロナウィルスの感染症は、インフルエンザ並みの扱いになっていて、特別な対策をしていないことをご存じの方も、多いかと思います。
一方、日本では、コロナは感染症2類という結核と同じ分類になっていて、感染すると大変な扱いになります。ちなみに、インフルエンザは、感染症5類です。
日本では、法律による、マスクの着用義務化は、されていないものの、公共機関等では、マスク着用のアナウンスがなされています。
そして、長野県の山の中のお店でも、マスク着用を呼び掛けています。
アメリカでは、一夜で、公共機関などで、マスクの義務がなくなりました。
この同調圧力の強い日本において、法的強制力がないにもかかわらず、マスク着用義務を言われなくなるのは、いつのことになるのでしょうか。 (黒川 記)