スマートフォンでホームページを見たとき、パソコンで見るのと同じ画面が表示され、画面を拡大しないと文字が読めないページは、致命的な欠点を持っています。
その理由は、スマートフォンでそのホームページを見たときに、文字が小さくて、ユーザーにとって非常に不便なことです。
もう一つの理由に、グーグルがそのページがスマートフォンに対応していない場合、検索で表示順位を上げないと発表しているからです。
グーグルは、2年ほど前の2015年4月21日から、スマートフォンで見やすいサイト、即ち、スマホ対応したページの検索順位が上がるように、大きな変更を行いました。
Google スマホ対応サイトをモバイル検索結果で優遇
2015年4月21日から適用 -2015年3月6日付け –
さらに、次のようなことも発表しています。
【重要発表】Googleがモバイル版とPC版を分離することを発表!
– 2016年10月14日付け –
スマートフォンに対応したページのことは、レスポンシブと呼ばれます。
レスポンシブとは、スマホ、パソコン等、デバイスの表示画面の幅のピクセル数に合わせて、見え方が変わり、狭い画面幅(ピクセル数が少ない画面)であっても、1行当たりの文字数を少なくするなどして、見やすく表示されることだといえます。
そのページが、スマートフォンに対応しているかを簡単に調べる方法は、Googleが提供しているテストサイトで、URLを入力すれば分かります。
モバイル フレンドリー テスト – Google Search Console
スマートフォンに対応するために、ホームページを、1ページ、1ページ、書き換えることは、確かに非常にコストが掛かります。
1ページ毎に、手作業で修正する方法ではなく、サイト全体をWordpressのようなCMSでを導入して、作り直すことをお薦めします。
リニューアルに、一時的なコストが掛かりますが、リニューアル後はレスポンシブを意識しなくとも、生成されるページが、すべてレスポンシブになるからです。