※ この神諭は、地球の未来社会のあり方を指し示しているような神諭で、神諭の中では珍しいタイプです。

【神諭】
「株」「土地」本位制から
「人」「心」本位制へ基準を示すことや。
地水日風空。
(950409)
 
ハスの花

美しいハスの花が、蓮池に咲いている。ハスの根は、泥の中に埋もれている。

 
【解釈】
もう制度として、耐用年数が過ぎてしまった「株」「土地」本位制の資本主義、貨幣経済から、脱却して、
「人」「心」本位制へ移行する必要がある。
その時、「人」本位、「心」本位という意味について、具体的な基準(イメージ)を示す必要がある。
世界は、「地水日(火)風空」の五大要素で構成されている。
 
※ この神諭は、未来の地球の在り方を端的に表現しているのですが、これは上平剛史さんのプレアデス星訪問記が描く、プレアデスの社会に重なって見えてきてしまいます。
※ プレアデス星訪問記  P.58-P.61を引用します。
 
宇宙太子が言った。
「この建物は、地球人類で言うところの『役所』です。あらゆる情報がここへ集まり、発信されていきます。
我々はこれから、地球文明で言えば『市長』に当たる人に会いに行きます。
ただし、私達は地球人類に理解しやすいように『船長』『市長』といった名称を使っています。
プレアデスの社会では階級制度は一切ありません。地球人が持つ、位を表わす表現もないのです」
 
「それでは、その人達はどのようにして選ばれるのですか」
 
「地球人類は公平な選挙と言いながら、実際には力のある者があれこれ工作してその地位を獲得していますね。
すでにお話ししましたが、我々の社会では『弱い者ほど助け、足りないものを補ってやる』という『愛の奉仕行動』が基本であり、『全体のために奉仕することが自分の幸福を得ること』なのです。
ですから、自分の利益を得ようと思って奉仕している人はひとりもありません。
学校や社会で学んだ知識、技能、経験を社会のため、全体のために役立て、活かすのは何よりも自分の喜びであり、誇りでもあるのです。
我々の社会では、ひとりひとりの個性、知識、技能、経験などがすべてコンピューターに登録されています。
それは誕生したとき、いや、受精したときからと言ったほうが正しいしょうね。すべて個人の記録がわかるようにカード化、チップ化されているのです。
市長、船長、宇宙太子、工場長、農場長、各種施設などの責任者、担当者は、まずその人の奉仕希望を聞き、それに加えて知識、技能、能力などによりふさわしい人が選ばれます。
あくまでも本人の奉仕の希望が第一ですから、位が上だとか、偉い人とかいうイメージは誰にもありません。
格下の仕事、格上の仕事という認識もなく、単純な仕事であれ、技術的に難しい仕事であれ、すべての奉仕者はみな同じ評価です。
たんに役目、役割が違うだけにすぎません。地球人類はすべてを競争制にして、地位が上の人ほどいい思いをし、いい生活ができるという社会の仕組みになっていますね。
そこに格差や差別が造られ、争いの絶えない社会になっています。地球人類が滅亡へ向かう根本原因は、社会の基本に貨幣制度を敷き、競争社会を造っていることです。我々の社会には貨幣経済は存在しません。
貨幣がなくても、『必要な人が、必要な物を、必要なときに、必要な分だけ受けられる社会』が確立されています。『真に平等で平和な社会』です。
したがって、地球人類が『真に平等で平和な社会』を心から願うのであれば、現在の貨幣経済から一日も早く脱却しなければならないでしょう。
法律によって競争制になっているのなら、その法律を廃止しなければなりません。
我々の社会では、『万人の人間はすべて平等な生活が営めるものでなければならない』というのが基本です。『全体に奉仕することで自分も幸せになる』という『平等の基本』があるのみです。
したがって、争いや戦争はありません。」