40年以上前のことです。高橋信次先生の「心の発見」という本に出会いました。
「心の発見」には、信次先生の周りで起きた、霊的な現象のことが書かれていました。
信次先生は、若いころから、神仏の存在を研究していたのですが、どうしても本質的なところに到達できず、悩んでいたそうです。
ところが、ある日、突然、自分の家族に「ワンツースリー」と名乗る光の大指導霊が乗り移って(憑依して)、しゃべりだします。
そのことが切っ掛けとなり、信次先生は自分自身を悟ることになったというストーリーでした。
私は、それまで神とか、あの世とか、まるで考えたこともなかったので、大きな衝撃を受けました。
しばらくして、通っていた大学のバス停に、偶然、高橋信次講演会のポスターを見つけて、びっくりしました。
もちろん、バシャールがいうように、何事も「偶然」という事はないのですが。
すぐ講演会に参加ししました。それが、高橋信次先生との最初の出会いでした。
講演会では、期待していた過去世の存在を証明する「現象」の実演はありませんでした。
少し残念でしたが、信次先生の講演の入ったカセットテープを購入して、家に帰りました。
ベッドに寝そべり、講演テープを何気なく聞いているうちに、先生以外の方が、過去世を語りだすところがありました。
その古代インドの言葉を聞いてたら、突然、こみあげてくるものがあり、訳も分からず涙があふれてきました。
心の中で、「自分は知っている。知っている。」と叫んでいました。過去世があることを知った瞬間でした。
びっくりして、そのころ上前津にあったGLA中京本部に、慌てて電話をしました。
みどりさんという女性が電話で応対してくれて、講演のテープを聞いていたら、涙があふれて止まらなくなったという話をすると、「よくあるんですよね。」と、特に驚きもせず言われました。
「青年部の集まりがあるので、まあよかったら、遊びに来てください。」と言われたのが、GLAに通うご縁になりました。
大学の授業が少なくなったこともあり、しばしば用もないのに、中京本部に入り浸ることになりました。
当時、中京本部事務局長であったTさんと、近所のプールに泳ぎに行ったりと、楽しいGLA生活を過ごすことが出来ました。良き青春の思い出です。