先日、リゾートホテルの新人セールスマンが、自宅に訪ねてきました。
彼は、元の担当営業の後任の新人くんです。
前任者から、少し前に電話があり、「Y君が行くので、よろしくお願いします。」という連絡があったのです。
現れたのは、長身で少し細身で、小顔のイケメンで、新人らしい、礼儀正しい若者です。ある私立大学の経済学部を、この4月に出たそうです。
リビングルームに腰かけてもらって、ほうじ茶を淹れてあげたら、「和菓子好きなので、急須で入れたお茶は大好きです。」とのことでした。
最初は、自分がIT企業の経営者だったので、ITの話をしました。
「アップルのリンゴのマークは、何故、丸い欠けた部分があるか、知っている?」と訊くと、「えっ、そうでしたっけ。知りません。」と彼は答えます。
「第二次大戦のときに、ナチスドイツのエニグマという超難解な暗号を、解読するための秘密のプロジェクトが結成された。そのとき、リーダーになったのが、アラン・チューリングという天才科学者だった。そして、暗号を解読する特別な計算機を、開発して作った。そのおかげで、英国はドイツに勝った。極秘のプロジェクトであったため、そのことは国民には、隠蔽された。本来なら、祖国を救った英雄として、讃えられるべきところだったのに。その後、彼は、ホモの疑いを掛けられたことで、精神的に追い詰められて、毒リンゴを食べて自殺してしまう。そのことを知っていた、スティーブジョブスは、毒リンゴの「アップル」を会社の名前とマークにした。そして、リンゴに、かじった跡を付けて、計算機の生みの親、チューリングを気の毒に思い、彼に敬意を表したかったのだ。」という説明をしました。
彼は、「そんな話があったんですか!」とびっくりします。
ここから、おもむろに、「会社をリタイアして、毎日が日曜日なので、最近、ブログを書いているんだ。」と話を続けます。
「毎日が日曜日って言い方は、いいですね。」と、彼は言います。
「来年、2019年に大量の宇宙船が、地球にやってくるかもしれない。」という話をすると、彼は顔色を変えます。
「信じれないでしょう?」と訊くと、「そういうわけではなくて、ちょっと、どういったらよいか、分かりません。」と、動揺を隠せない様子です。
いつものパターンで、パソコンを立ち上げます。
証拠として、ブラッド・ジョンソン氏がチャネリングしている、シリウス意識アドロニスの動画「2019: The Year of Disclosure」(「2019年 開示の年」の意味。)を、見せてあげました。
「英語の Disclosure って、どういう意味か分かる?」と、聞くと、「分かりません。」というので、「経済学部なら、決算情報などを公開することを、Disclosure といわない?」と訊くと、「ああ、そうでしたね。」と答えます。
彼は、アドロニスの英語の語りを見て、かなり動揺を隠せず、「何か、訳が分からなくなりました。」というようなことを、いいだします。
ではもう一つと、さらに、バシャールの動画を見せることにしました。
そのバシャールの動画の中で、テロップに、「2019 Crossing The Threshold : The Year of Decision and Revelation Friday, September 28, 2018」と表示されました。「2019年 決断と暴露の年に、足を踏み入れる。」というような意味です。
これを見た彼は、益々、混乱してしまいました。「こんなことは、考えたこともないので。」と言いながら、狼狽を隠せない様子で、3月にオープン予定のリゾートホテルの冊子を置いて、会社に戻って行きました。