毎朝、散歩に行き、神社にお参りをすることが、日課になっています。その神社に行く途中に、お地蔵様がお祀りされている小さな祠(ほこら)があります。
近所のお地蔵様
このお地蔵様の前で、立ち止まって、いつも次のような呪文を唱えます。
観自在 一切皆空(かんじざい いっさいかいくう)
願自在 一切成実(がんじざい いっさいじょうじつ)
悪しき払い、助け給いて、清め給いて、導き給え。
(あしきはらい たすけたまいて きよめたまいて みちびきたまえ)
悪しき払い、助け給いて、清め給いて、護り給え。(まもりたまえ)
悪しき払い、助け給いて、清め給いて、幸い給え。(さきわいたまえ)
この呪文は、随分前に、晃月師からお地蔵様の前で唱える呪文だと教えてただいて、そのまま唱えていました、
 
「観自在」の意味は、見ること自在、つまり何でも見通すことを指します。
そして、「一切皆空」は、すべては、皆、空(エネルギー)であるという意味です。
 
「願自在 一切成実」の意味は、「何でも自由自在に願うことができ、それは全て実現する」という意味です。
 
この呪文をお地蔵様に唱えるようになってから、もう15年以上になります。
 
最初のころは、願うことが何でも実現するなんて、そんな夢のようなことがあるのだろうか?と、いつも不思議に思っていました。
バシャールなどの話の中で、「すべては、あなたの思い通りになっています。」というような言葉が出てきます。そして、「やりたくないことは止めて、あなたの『ワクワク』に従えば、あなたが想像できることであれば、それは実現できます。」という趣旨のことも、バシャールは語っています。
「願自在 一切成実」とは、バシャールのいう「思うことを実現させる。つまり、望む現実を『引き寄せる』という、『引き寄せの法則』を自由に使えるようになる」ということだと気付きました。
 
バシャールが語る、思う現実を引き寄せるための前提条件は、一言でいうと、「波動を上げて、ハイヤーセルフと繋がるということ」と理解しています。
 
「観自在 一切皆空、願自在 一切成実」の呪文の意味は、「見るものすべて、エネルギーであると悟れば、自分の願いごとを、何でも自由に実現できる。」ということだと、思い当たりました。バシャールの言葉と同じことを言っているのです。
 
「観自在 一切皆空、願自在 一切成実」という呪文を、15年以上唱え続けて、ようやく、このことに、行き着くことができました。
 
お地蔵様の祠を後にして、神社の本殿の前に行きました。すると、本殿の奥の方に神様が立たれて、「よく分かったね。」と褒めていただいたように感じました。錯覚かもしれませんが。
バシャールの語る言葉も、宗教的な呪文も、元は一つの「大いなる全て」、「創造主・親神天之大神」から降りてきている真理なのだと、改めて思いました。