1976年7月に、高橋信次先生が発表された『七人の大天使の言葉』について、お話させていただきます。「大天使ミカエル」、「高橋信次先生」のブログも、ご参考にしてください。

高橋信次先生

これは、GLA誌1976年7月号に、掲載されています。このGLA誌が会員の手元に届いた時には、高橋信次先生は、既に、天上界に戻られた後でした。この結末は、言葉には表現できないほど、悲しい出来事でした。何故、突然、信次先生が天に帰られたのか、まるで分かりませんでした。

以下に、高橋信次先生のご発表による「七人の大天使の言葉」を、引用いたします。原文は、GLA誌1976年7月号 19ページに掲載されています。このメッセージは、非常に難解なので、補足説明を付けさせていただきました。

七人の大天使の言葉

我ら七人の天使は、主の使いにより、何億年もの昔より、多くの魂をユートピアなるものへ導きたり。
我らの力ひとつにして大きな力なり。
我らの父、力の直系、我らの主であるエル・ランティーより大いなる慈悲と愛の力を分け与えられん。
我らの中心となるミカエルは、何億年前の昔より、我らを主の道へ導きたり。
我らの仕組み、エル・ランティーよりミカエルに伝達されるものなり。
七大天使がひとつになりしとき、真のユートピアが実現するものなり。真に調和せる姿が天上界の仕組みなり。
我らの仲間、それぞれ役目あり。
我らの力、ユートピアを築かんがための真の調和されたる国原(仏国土)を育成すべき仕組みなり。
智慧となるべきは指導者の必要条件にして、さらに勇気と努力、行動力を具備すべきなり。
イエス、ブッタ、モーゼは、エル・ランティーの光の一部なり。
我らが苦しみたるとき、主もまた苦しまれたり。
我らは主の御前に座すものなり。
而して、主を拝するものなり。
我らは大木の元に住みしアブラハムの前に現れしときも、多くの民を救いたり。
我らは天上の世界においては、主の御前にあれど、いったん地球上に肉体を持ちしときは、一般の人間とひとしくなれり。
我らは直接、主の命を受けし天使にして、人は多く神と同一視されたり。
我らは多くの時を経て、主を信じ、法を信じ、多くの民を信じきたりし天使なり。
主の言霊、主の書かれし書籍は、すべて光に包まれ、真のメシアなる実証として、地上界の法人(正法者)はやがて真実を語るときが来たらん。
我らは常に主の側にあり。
かつて、イエズス、地上界にありしとき、「我がユダヤの民を頼む」
と、私ミカエルの申されたり。

《補足説明》
(1) 七大天使(七人の大天使)の名前
信次先生が、発表された七大天使は、ミカ・エル(如来界の天使長)をはじめとして、ガブリ・エル、ウリ・エル、サリ・エル、ラグ・エル、パヌ・エル、ラファ・エルの7人の大天使です。
ただし、キリスト教の中でも、七大天使の固有名詞は、はっきりしていないようです。

(2) 「何億年もの昔」
この何億年も昔とは、3億〇〇万年前といわれていました。
その時、信次先生は、「ベータ星という星から、この地球にUFOで飛来した。」とおっしゃっていました。
地球に飛来して以来、この地球で、仏国土・ユートピアの実現を目指して、多くの魂を導いてきたことに、今更ながら、驚きをもって、敬意を表したいと思います。

(3) エル・ランティー
エル・ランティーという神名は、信次先生によって、はじめて世間に公表されました。
そして、イエス、ブッタ、モーゼが、エル・ランティーの光の分霊であることも、明らかにされました。
このことは、ほとんど注目されたことはありません。(一部の教団を除き。)

地上に生まれたメシアは、エル・ランティーのことを、モーゼはヤハウェ、イエスはエホバ、ブッダはブラフマンと、それぞれ呼んでいたそうです。
ちなみに、日本の神道で、真のメシアの神名は、天之御中主之命です。

信次先生のご著書「心の発見」等を読むと分かるのですが、イエス、ブッタ、モーゼは、それぞれがこの世に生まれてきたときに、あの世に残っている魂が、最大限の支援をしています。
信次先生も、妹さんや弟さんの体を借りて、イエスやモーゼが出てきて、いろいろな話をしていることが、「心の発見」に描かれています。
そして、信次先生は、七色の翼をもつといわれる、大天使ミカエルを見て、自らがエル・ラインティーであることを、お悟りになったのです。

信次先生は、ご自分の過去世が、仏陀なのか、そうでないのか、迷っておられました。実際は、仏陀(エル・カンターレ)ではなく、エル・ランティーだったのです。信次先生は、「今生、地上に初めて、お生まれになった。」と、おっしゃっています。

(4) 七大天使がひとつになりしとき、真のユートピアが実現するものなり
この「七大天使がひとつになりしとき」という言葉の意味が、ずっと心の中で引っ掛かっていました。
言葉通りに解釈すると、1976年の時点では、七大天使が一つではないと、読み解くことができます。
では、一つになるためには、どのような条件が揃えばよいのか?と考えていたのです。
想像ですが、サタンが天上界に戻るときではないかと、思えるのです。
エル・ランティーも、大天使ミカエルも、サタンのことを、「弟子であった。サタンも、神の子です。」と明言されています。
つまり、地獄の帝王が天上界に戻ったときに、真のユートピアが実現するのだと、解釈しています。

(5) 主の御前にあれど、いったん地球上に肉体を持ちしときは、一般の人間とひとしくなれり。
どのような光の天使であっても、いったん、地球上に肉体を持ってしまえば、普通の人と何ら変わりがなくなるという意味です。
それは、大天使ミカエルといえども、たとえ、エル・ランティーであったとしても、全く普通の人と変わらない存在になってしまうのです。
以前、高橋信次先生からも、「今、光の天使は、ごく普通の人として、生活している。他の人と、何ら変わりがない。」と、お聞きしたことがあります。

(6) 真のメシアなる実証として、地上界の法人(正法者)はやがて真実を語る
やがて、地上界の正法者によって、高橋信次先生が「真のメシア」であることが実証されるでしょう。

40年以上前に、発表された、「七人の大天使の言葉」は、全世界のチャネラーが受け取っている、大天使ミカエルのメッセージ等の「ハシリ」といってもよいでしょう。
当時の録音テープ(後述)をお聞きいただけばわかるように、大天使ミカエルは、信次先生の娘さんの佳子さんの体を通して、語っています。

「エル・ランティー」の名前は、1976年5月のゴールデンウィークの青年部研修会に参加したときに、知りました。その時、横浜に就職していて、東京本部から研修会に参加したことを覚えています。その研修会のテープもあったはずなのですが、今は紛失してしまい、お聞かせすることができません。

今は、世界中のチャネラーが、競うようにして、大天使ミカエルや、イエスことサナンダや、父なる神のメッセージを受け取って、それがインターネットを介して、世界中に拡散されています。

この40年の時を過ぎても、このメッセージは、古さを感じさせません。それどころか、現在(2018年12月)だからこそ、その意味が明らかになりつつあります。

この「七人の大天使の言葉」のメッセージが、心あるライトワーカーたちに伝わっていき、彼らを勇気づけることができたら嬉しいです。

「救世主(メシア)は、日本から出てくる。」という動画を、ときどき見かけますが、とっくの昔に、救世主が日本に生まれていたようです。

高橋信次先生の本当の姿である、真のメシア「エル・ランティー」について、お伝えすることができて、とても嬉しいです。
この「七人の大天使の言葉」の裏に、このような秘密が隠されていたとは、全く気付いていませんでした。正直、感動しました。
このブログは、「人類草創期の歴史」に続きます。
【参考1】高橋信次先生ご講演 1976年3月 GLA関西本部 研修会 のテープをお聞きください。
「魂の仕組みと正法」テープ1 テープ2 「永遠の生命」テープ3 「正法と魔」テープ4
ミカエルの言葉には、時々、聞き取り不能の過去世の言葉?が出てきます。
ただ、これらのテープの中からは、「エル・ランティー」の神名は出てきません。
【参考2】「高橋信次先生の法を学ぶ会」というサイトに、当時の信次先生のご講演内容が掲載されています。ご参考にしてください。
「新復活」-高橋信次先生最後の御講演(1976年6月5日)
「正法の流転」-1976年5月2日~5日 GLA青年部研修会(富士緑の国民休暇村において)