先日、宮本武蔵についてのTV番組を見ました。 番組では、武蔵の「五輪の書」は、最近、流行っている、エンディングノートであるというのです。 私は、六十の手習いで、居合や剣術などの武術を習い始めました。今日(2/10)も、稽古に出掛けてきます。まあ、年寄りの冷や水かもしれませんが。
武術を楽しむ者として、親近感を感じて、武蔵の番組を、興味深く見させていただきました。
武蔵は、60歳を過ぎて、死期が近いことを悟り、熊本にある霊厳洞(れいがんどう)という洞窟に籠って、五輪の書を書き上げたといいます。
武蔵は、一生を振り返り、後世に残したい武術の極意や、信条・信念などを、五輪の書に綴ったのです。そして、享年64で没したそうです。
宮本武蔵が「五輪の書」に記した署名は、新免武蔵とあります。新免(しんめん)とは、子供の頃、養子に出されたときの養父、新免無二の苗字でした。
宮本武蔵は、死ぬ間際になり、新免武蔵と名乗り、署名したというのです。
これには、びっくりしました。彼は、養父に対してずっと反発をしてきたのですが、死の間際で、養父への感謝の念が、心に湧いてきたのだと思いました。
ハッピーネットのブログは、一種のエンディングノートなのかもしれないな、と思いました。
もちろん、宮本武蔵の「五輪の書」と、このブログが、なぞらえられるものでは、ありません。
先日、同い年(65歳)の友人が「しゅうかつで」と言ったのを、「就活で」と思って、「えっ」と思ったのですが、「終活で」の聞き間違いでした。
いつの間にか、「就活」より、「終活」という言葉が似合う年代になってしまったようです。
私のエンディングノートは、「終活」という側面もあるのですが、むしろライフワークだと思っています。
何故なら、この人生には、終わりが来ますが、魂には終わりがないと思うからです。
つまり、来世につなげるものだと考えて、書いています。
近い未来、「イベント」がやってくるという情報があります。
正直なところ、多くの一般の人たちは、全く、知らないというか、興味がないと思います。
ブログのごあいさつで、「今、地球で生命を持って生きている、特に日本人を念頭に置いて、少しでも理解がしやすくなるよう、役に立つ情報を発信して」、社会貢献したいという趣旨のことを、ちょっと上から目線で宣言させていただきました。
光の銀河連合さんがいっているように、「イベント」は必ず来ます。そして、大多数の人は、何も知らないままに、突入していくことになるのでしょう。少なくとも、私はそう信じています。
このブログを熱心にお読みになっているような方々は、「イベント」が起こった後のことのために、今から心の準備をしているのだと思います。
「イベント」が早く起きてほしいと願うと辛くなるので、もし「イベント」が起きたら、自分はこうしようかな、くらいの方が、苦しくならなくていいと思います。
ブログを始めてから、この半年余りを、振り返ってみると、人の為に役立つ情報を発信するといいながら、結局は、自分自身がいちばん学ばせていただいたと、思います。
晃月師から、「人を助けて、我が身助かる」という言葉を、教えていただきました。まさに、その通りでしょう。
師からは、次のように教えられました。
「自分が助かりたいために、人を助けるのではダメなんや。純粋に、人を助けたいという気持ちで、一生懸命にやっているうちに、気が付いたら、『自分が助かっている。』ということが重要なんや。」
純粋に、社会貢献がしたいと思って、ブログを書いているとと、思わぬアイデアが湧いてきたり、そういえばあそこでも、同じことをいっていると思い付いたりして、不思議な力が働いて、ブログが書きあがっていくように感じます。