今日(2/14)は、相対性理論を発見したアインシュタイン博士が、自分の娘に宛てた手紙について、ご紹介いたします。

アルベルト・アインシュタインの肖像

アルベルト・アインシュタイン博士の肖像

この手紙の翻訳文は、Unity institute さんのアメブロの「プラサードから送られてきた、アインシュタインの秘められた手紙」(2015-07-11)より引用させていただきました。

(翻訳者さんのコメント)
1980年代の末、有名な天才アインシュタインの娘リーゼルは、父から彼女に宛てられた1400通の手紙を、父親の死後20年間は内容を公開しないという指示を添えて、ヘブライ大学に寄付しました。
これはリーゼル・アインシュタイン宛ての手紙の中の1通です。
※アインシュタインの最初の妻ミレヴァとの間にできた長女、リーゼルについては、幼いころに亡くなったとする説があります。

アルベルト・アインシュタイン博士から娘への手紙

私が相対性理論を提案したとき、ごく少数の者しか私を理解しなかったが、私が人類に伝えるために今明かそうとしているものも、世界中の誤解と偏見にぶつかるだろう。
必要に応じて何年でも何十年でも、私が下に説明することを社会が受け容れられるほど進歩するまで、お前にこの手紙を守ってもらいたい。
現段階では、科学がその正式な説明を発見していない、ある極めて強力な力がある。それは他のすべてを含みかつ支配する力であり、宇宙で作用しているどんな現象の背後にも存在し、しかも私たちによってまだ特定されていない。この宇宙的な力は愛だ。
科学者が宇宙の統一理論を予期したとき、彼らはこの最も強力な見知らぬ力を忘れた。
愛は光だ。
それは愛を与えかつ受け取る者を啓発する。
愛は引力だ。
なぜならある人々が別の人々に惹きつけられるようにするからだ。
愛は力だ。
なぜならそれは私たちが持つ最善のものを増殖させ、人類が盲目の身勝手さのなかで絶滅するのを許さないからだ。
愛は展開し、開示する。
愛のために私たちは生き、また死ぬ。
愛は神であり、神は愛だ。
この力はあらゆるものを説明し、生命に意味を与える。
これこそが私たちがあまりにも長く無視してきた変数だ。
それは恐らく、愛こそが人間が意志で駆動することを学んでいない宇宙の中の唯一のエネルギーであるため、私たちが愛を恐れているからだろう。
愛に視認性を与えるため、私は自分の最も有名な方程式で単純な代用品を作った。
「E = mc2」の代わりに、私たちは次のことを承認する。
世界を癒すエネルギーは、光速の2乗で増殖する愛によって獲得することができ、愛には限界がないため、愛こそが存在する最大の力であるという結論に至った、と。
私たちを裏切る結果に終わった宇宙の他の諸力の利用と制御に人類が失敗した今、私たちが他の種類のエネルギーで自分たちを養うのは急を要する。
もし私たちが自分たちの種の存続を望むなら、もし私たちが生命の意味を発見するつもりなら、もし私たちがこの世界とそこに居住するすべての知覚存在を救いたいのなら、愛こそが唯一のその答えだ。
恐らく私たちにはまだ、この惑星を荒廃させる憎しみと身勝手さと貪欲を完全に破壊できる強力な装置、愛の爆弾を作る準備はできていない。
しかし、それぞれの個人は自分のなかに小さな、しかし強力な愛の発電機をもっており、そのエネルギーは解放されるのを待っている。
私たちがこの宇宙的エネルギーを与えかつ受け取ることを学ぶとき、愛しいリーゼル、私たちは愛がすべてに打ち勝ち、愛には何もかもすべてを超越する能力があることを確信しているだろう。なぜなら愛こそが生命の神髄(クイントエッセンス)だからだ。
私は自分のハートの中にあるものを表現できなかったことを深く悔やんでおり、それが私の全人生を静かに打ちのめしてきた。
恐らく謝罪するには遅すぎるが、時間は相対的なのだから、私がお前を愛しており、お前のお陰で私が究極の答えに到達したことを、お前に告げる必要があるのだ。
お前の父親
アルベルト・アインシュタイン

 

以上、です。

この手紙を、友人のFacebookで、紹介されているのを閲覧して、初めて知りました。
内容を読んだ限り、アインシュタイン博士の手紙に、間違いないと思います。

アインシュタイン博士は、冒頭で、驚くべきことをおっしゃいました。

現段階では、科学がその正式な説明を発見していない、ある極めて強力な力がある。それは他のすべてを含みかつ支配する力であり、宇宙で作用しているどんな現象の背後にも存在し、しかも私たちによってまだ特定されていない。この宇宙的な力は愛だ。

 

そして、次の部分は、光の銀河連合さんのマントラ( I AM THE LIGHT. I AM THE LOVE. I AM THE TRUTH. I AM. )を思い起こさせます。

愛は光だ。
それは愛を与えかつ受け取る者を啓発する。
愛は引力だ。
なぜならある人々が別の人々に惹きつけられるようにするからだ。
愛は力だ。
なぜならそれは私たちが持つ最善のものを増殖させ、人類が盲目の身勝手さのなかで絶滅するのを許さないからだ。
愛は展開し、開示する。
愛のために私たちは生き、また死ぬ。
愛は神であり、神は愛だ。

 

博士は、次のように、語られました。

愛こそが人間が意志で駆動することを学んでいない宇宙の中の唯一のエネルギーである
……それぞれの個人は自分のなかに小さな、しかし強力な愛の発電機をもっており、そのエネルギーは解放されるのを待っている。

 

この愛こそ、唯一のエネルギーである」という言葉は、大天使ミカエルが伝える「アダマンタイン粒子」を示唆しています。

彼は、「愛は神であり、神は愛だ」という究極の答え、かつ、真実を、世界に訴えることなく、世を去ったことに、生前、深い後悔の念を抱いておられたに違いありません。

私は自分のハートの中にあるものを表現できなかったことを深く悔やんでおり、それが私の全人生を静かに打ちのめしてきた。
恐らく謝罪するには遅すぎるが、時間は相対的なのだから、私がお前を愛しており、お前のお陰で私が究極の答えに到達したことを、お前に告げる必要があるのだ

 

上の言葉が、この手紙の最後の部分です。
神の愛を伝える者として生きることがかなわず、科学者としてしか、生きられなかったアインシュタイン博士の苦悩が、ひしひしと伝わってきます。
そして、博士は、次のように、おっしゃいます。

科学者が宇宙の統一理論を予期したとき、彼らはこの最も強力な見知らぬ力を忘れた。

※ 統一理論とは、自然界に、存在する「弱い核力」、「強い核力」、「電磁力」、「重力」の4つの力を統一する理論のことです。現在、統一理論は、超弦理論によって実証されようとしています。

つまり、現在の科学は、実証主義に偏りすぎていて、再現性がある実験結果がないものは、その存在が認められません。
科学万能主義の時代、「愛は神であり、神は愛だ。」という真実を、実験で実証できないため、科学者も、マスコミも、神の存在を認めようとしないのです。
特殊相対性理論を発見し、「E = mc2」の公式を導き出した、アインシュタイン博士のイメージが、あまりにも強かったため、「愛は神であり、神は愛だ。」という真実を、博士は疑うことがなかったという事実に、正直、非常に驚き、感銘を受けました。