昨日(R5/4/4)、4月の暖かい陽気に誘われて、友人の車で岐阜県下呂市に出掛けてきました。
下呂市は山の中であるせいか、丁度、桜は満開でした。
さて、岐阜県の下呂温泉は、有馬温泉(兵庫)、草津温泉(群馬)と並び、日本三名泉の一つです。
名古屋を午前9時ころに出発して、下呂の温泉街にある‘仲佐’(なかさ)という蕎麦屋さんに、午前11時過ぎに到着しました。
この蕎麦屋さんは、‘蕎麦がき’で有名なお店です。そのため、美味しい‘蕎麦がき’を注文しました。
それから、次の向かったのは、珈琲を焙煎している‘緑の館’という、皇室御用達のお店です。
そのお店で、珈琲豆を購入しました。
真ん中の赤い袋は、皇室御用達の珈琲豆、ロイヤルブレンドだそうです。
友人の話では、皇室が飛騨地方にお越しになった時、ここに立ち寄られるとのことでした。
その後、蕎麦屋の女将さんにお勧めで、萩原という場所にある永養寺というお寺のしだれ桜を見に行きました。
蕎麦屋の女将さんのお勧め通りに、この永養寺には、桜の木が何本もあり、多くの人たちが見に来ていました。
次に行ったのは、下呂市金山町にある‘金山巨石群’です。
この巨石群は、紀元前500年から紀元前1,000年頃に、創られたと推定されています。
科学が発達していなかった縄文時代に、冬至や、春分、秋分の太陽観測ができるように、巨石を正確な位置に配置していたのです。
私は、友人に、次のようにいいました。
「この岩は、名古屋城の加藤清正が運んだといわれる岩より、はるかにでかいね。」
「大阪城の石垣の岩よりでかい。」
彼も、頷いて、答えてくれました。
「このような巨石があるということが、この遺跡のミステリーだよね。」
と、私が続けると、彼は返答に困っていました。
そこで、‘金山巨石群’の見学を終えて、郡上踊りと、鯉のぼりの寒ざらしで有名な郡上八幡町を経由して、名古屋へ戻ってきました。
当日は寒くも暑くもなく、薄曇りであったため、オープンカーの屋根を開いて、ドライブするには絶好のドライブ日和でした。
一緒に行った友人は、大の車好きで、スポーツカーを運転するのが、大好きです。
そのため、「これまでで一番楽しいドライブだった。」と、何度も話して、喜んでいました。
私も、桜を見て、自然に触れることができ、レムリアの名残りと思われる’岩屋岩蔭遺跡’を見ることができ、充実した一日を過ごすことができました。 (黒川 記)