別荘の暮らし

山桜 ひとりごと
昨日(R6/5/8)、郵便をポストに投函するため、別荘の近くを散歩に出掛けました。
 
 
山桜
 
 
治部坂高原は、標高が高い(1,200m)ので、まだ‘山桜’が咲いています。
 
別荘を出る時、丁度、郵便局の配達員が来られたところで、猫ちゃんの餌、お塩、出汁の元を受け取りました。
 
これらは、5月6日にネットで注文したもので、2日後に届いたことになります。
 
名古屋にいたら、翌日に届くかもしれませんが、こんな山奥のような別荘でも、2日間で届くということは、便利な世の中になりました。
 
郵便ポストのところへ向かって、別荘の山道を降りて行ったのですが、よく考えれば配達員に郵便を手渡せば済んだのに、と思いました。
 
少し降りると、数軒隣の別荘に住む人が、木の枝を切っておられました。
 
管理事務所に言われたわけではないが、枝が道の邪魔をしているので、切ることにしたそうです。
 
その別荘は、建てられてから5年しか経っていないそうで、まるで新築の家のように見えました。
 
その別荘の方とは、、自分が3年前に別荘を購入して以来、初めてお話をしました。
 
さらに、郵便ポストを目指して、降りていくと、‘おにひら’という蕎麦屋さんの前で、一人のシニアの方(Yさん)が、木のベンチに腰掛けておられました。
 
Yさんは、地元の飯田市にお生まれになって、一度は埼玉県で住むことになって、その数年後にはまた飯田市に戻って来られました。
 
現在は、73才なので、完全に仕事からはリタイアされています。
 
現在は、自宅に畑を作って、様々な作物を育てられているそうです。
 
彼は、出来た作物を食べることよりも、他の誰かに食べてもらうことが嬉しいそうです。
 
また、この地域は松茸が採れるところで、秋には松茸とりに忙しいそうです。
 
そこで、松茸の話で盛り上がりました。
 
彼は、自分で松茸が採れる地所を所有しているそうです。
 
そこは、他人が松茸を取りに来られるのですが、それを咎めるようなことはされません。
 
そして、ご自分では公有地で松茸がはえるところに、採りに行かれるそうです。
 
一度、彼の息子さんと一緒に松茸狩りにいき、大量にとれたことがあったそうです。
 
そうしたら、息子さんからまた行こうといわれたそうですが、息子さんの休日である土曜日曜には行きたくないとおっしゃって、それからは一緒に行かれてないそうです。
 
そして、Yさんの奥様のお母様は、松茸とりの名人だそうです。
 
彼女は、夜の午後10時に家を出て、松茸のある山に登られるそうです。
 
現場に到着すると、松茸の生えているあたり一面が、白く光っているそうです。
 
そこでは、松茸が採り放題というほど取れるそうです。
 
この話を聞いて、どれほど、この治部坂高原の辺りが、松茸などのきのこが、収穫できる場所であるかを知りました。
 
そして、今の5月という時期は、きのこだけでなく、蕨(わらび)、蕗の薹(ふきのとう)、コシアブラ、ゼンマイ、などなど、様々な山菜が採れます。
 
さらに、今の時期には、レンゲツツジ、水芭蕉、花桃、ボタン、シャクナゲなどの花々が咲き誇ります。
 
 
治部坂高原の別荘は、隣に治部坂高原スキー場があり、近くに昼神温泉があり、日本アルプスの山々を眺めることができて、日本一の星空が綺麗な場所です。
 
それだけでなく、様々な草花が咲き、山菜やきのこが採れる素晴らしい場所だということに、改めて気づかされました。
 
このようなことは、住んでみてはじめて分かることです。   (黒川 記)
 
 
 
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