毎月28日は、黒川家之祈りを執り行わせていただいております。 2015年12月に、松川晃月師から、直接、この黒川家之祈りを許されました。そして、晃月師は、その1か月後に、天に戻られました。
自宅で行うお祈りには、「日々の祈り」と、この月に一度の「黒川家之祈り」の2種類があります。
いずれにせよ、毎日、欠かさずお祈りをさせていただきます。
このブログでは、そのお祈りについて、お話をさせていただきます。 その理由は、お祈りをすることが、波動を上げる一番よい方法だと思うからです。 ただ、間違わないでほしいのは、「アセンション」をしたいから、お祈りするのではないのです。 1999年12月に初めて、松川晃月先生に、お会いしました。そして、2000年から、十三神の祈りに参加するようになりました。 それと並行して、自宅においても、一人で祈りを始めました。今では、お祈りをすることが、習慣になっています。
祈り始めたとき、「アセンション」という言葉を、知ってはいましたが、祈りで波動を上げようとか、アセンションしようなどとは、考えもしなかったことでした。
祈りを始めた理由は、経営していたハッピーネット株式会社が、社会のお役に立てますようにと、願ったからでした。
不思議なことですが、先生にお会いした時、正社員はゼロでしたが、その3,4年後には、正社員が5人になっていました。
一つの「現世利益」(げんせいりやく)といえますが、自分の願いがお神に届いたといえるでしょう。
母親の介護をするために、会社経営から退いてからは、「お神のご本願のもと、神一条に、精進を続けさせていただきますように」と、祈るように変わりました。
そして、今年2018年の春ころから、アセンションを意識するようになって、あるとき、ハッとひらめいたのです。「お神のご本願」とは、実は、「アセンション」のことで、「神一条に」とは、「ハイヤーセルフにつながって」という意味だと。
つまり、「地球のアセンションのため、ハイヤーセルフとつながって、精進を続けさせていただきます。」というニュアンスに解釈できます。
晃月師は、「一日に、最低15分は祈りなさい。」と、いつもおっしゃっていました。
毎日行う、日々の祈りとは異なり、毎月28日に執り行う黒川家之祈りでは、神飾りの掃除をして、光臨の拍子木(ヒシギ)を打ちます。
所作とマントラも、日々の祈りと、少し異なります。いつもより、時間が長く掛かります。
十三神の祈りは、お神との対話です。自分のハイヤーセルとの対話といってもよいでしょう。
祈りの中では、「真言」(マントラ)と、「奏上」を唱えます。
「奏上」は、「祝詞」(のりと)です。「祝詞」には、「感謝」、「反省」、「宣言」の3つの要素があります。奏上は、毎日、毎回、一定の形はあるのですが、その日に起きたことなど、アドリブで唱えます。そのため、ある程度の慣れが必要です。
神棚のお飾りの配置は、全て、先生のご指示で行いました。
真ん中は、観音様です。「神道なのに、なぜ観音様?」と聞かれることがあります。
神道といっても、神仏習合なのです。
千手観音様は、国常立之命(くにとこたちのみこと)が垂迹した(次元降下した)化身で、千手観音の以外の観音様は、面足之命(おもたりのみこと)が垂迹した化身と教えられています。
江戸時代は、お寺と神社がセットになっていました。貴船神社と鞍馬寺は、一つだったのです。
観音様は、名古屋の円円(えん まどか)先生に、20年ほど前に、しつらえていただいたものです。
その時の円先生のお話では、観音様を入れるお社の寸法が下りてきて、それが細かいので、大変だったとのことでした。
松川先生に、この観音様を見ていただいたときに、「ええ、観音様や。ちゃんと、精(しょう)が入っとる。大事にしなさい。」と、言われました。
観音様の前に置いてある水晶は、あるチャネラーから譲ってもらったものです。
ある女性に、「水晶の中にマリア観音のような姿が映っている」といわれました。この水晶も、実は、観音様なんですね。
左の奥に、観音の鈴(リン)があります。リンを左に配置するのは、珍しいとのこと。
右奥にあるのは、母親の霊璽とお骨です。お骨を右側に置くために、鈴を左にしたのだと、後で気付きました。
このお飾りの前に、八足(はっそく)と拍子木(ヒシギ)を置きます。毎月28日の黒川家之祈りの時は、このヒシギを使います。
ちなみに、この八足は、松川晃月師が生前、長い間、愛用されていたものです。どういうわけか、私のところに来てしまいました。
一つ、不思議なことが起こりました。
お燈明(とうみょう)を灯すと、観音様の社の後ろに、不思議な影ができます。前の八足の上にも、面白い影ができます。
写真を見ていただくお分かりいただけると思うのですが、最初から影が現れるよう、設計したかのようです。とても、きれいな影が浮かんできます。ろうそくが燃えて、短くなると、その影も次第に形を変えていきます。
今回のお祈りのお話は、ここまでとして、「真言」(マントラ)や、「祝詞」(のりと)の内容については、別の機会にお話ししようと思います。
結局、「今ここ」にいることが、一番大事だと思います。 心の中の羅針盤をしっかりと見ましょう。 周りの出来事、情報にとらわれないようにしましょう。 毎日、心を穏やかにして、ゆとりをもって過ごしましょう。 日々のお祈りの時間は、心を鎮めて、癒してくれます。
そして、自分のやりたいこと、あるいは、しなければならないことを、スケジュールに沿って、淡々と行っていきましょう。