居合を趣味にしています。実は、2つの流派で稽古をしていたのですが、今回、どちらかに絞ることを迫られました。

刀 銘 兼本作

どこかのスピリチュアルな動画で、「友人などとの別れがあるかもしれない。」と見た覚えがあり、「このことかもしれな。でも、致し方がないことだな。」と思いました。

居合の流派が異なると、型そのもの、型の理合いが全くと言っていいほど違います。

すると、一方の流派の型をやる時に、もう一方の流派の動作の癖が出て、邪魔をするのです。それが、二者択一に迫られた理由です。

9月の合宿の際に、先生にダメ出しをされてしまいました。

2つの流派を一緒に学び始めた最初のころは、少しくらいの問題は許されました。

しかし、段階が進んでいくうちに、ハッキリ、たしなめられるようになり、「このままでは先に進めない。」と思うようになりました。

前々から、稽古仲間にも、「どちらかに、絞った方がよいのでは。」といわれていましたので、2つの居合の流派のうち、遂に、一方をやめることを決心しました。

このことは、居合に限った話ではないな、と思い当たりました。自分の行動において、相反することをやっていると、心に抵抗が出来てしまいます。
選択をし直して、相反することをやめることで、ハイヤーマインドとの交流がスムーズになると思いました。
その結果、自分の心が、ハイヤーマインドに、よりつながりやすい状態になると気付きました。

どちらの流派も、とても良い流派なので、どちらをやめるか、正直なところ少し迷いました。

宗家直々に教えていただける流派に、専念することにしました。

辞める方の流派のK先生に、そのことをお伝えに行きました。

「2つの流派の居合をやっていると、稽古する型がぶつかってしまい、どちらかの流派に絞らざるをえなくなり、やめさせていただけませんか?」と、K先生に切り出しました。
K先生は「その方がよい。」と、あっさりおっしゃり、賛成していただきました。
こんなにスムーズに事が運ぶとは、意外でした。スンナリ話がまとまったのは、お神の差配だと思い、感謝しました。
9月27日の稽古日に行って、皆さんにも、お礼とお別れを言うことができました。
 
K先生からは、「いつでも良かったら、戻ってきなさい。」ともいわれました。ありがたいことです。
そして、もう一つの流派について、これまで以上に、熱心に稽古としていこうと心に決めました。