大自然の波動と生命

真のメシア 在りし日の高橋信次先生 スピリチュアル
今日(7/6)は、高橋信次先生のご著書「大自然の波動と生命」について、お話をさせていただこうと思います。
昨日(7/5)のブログで、超弦理論によると、この世界が、本来は、九次元の空間(時間の次元を足すと十次元時空)であるという話をさせていただきました。
九次元空間でないと、矛盾が生じて、成り立たないのです。
私たちがこの世界を三次元としか思えないのは、九次元から三次元を引いた残りの六つの次元は、三次元の世界の中に、繰り込まれている(コンパクト化されている)からなのです。
 
更に、大栗博司先生の「超弦理論入門」で、唯一で最高の次元の理論「十次元の超重力理論」について知りました。
つまり、最高でも、十次元の世界なのです。
 
私が、横浜に就職した頃(1976年)、この「大自然の波動と生命」を、ある方からお借りして、読ませていただいたことがあります。
 
その「大自然の波動と生命」は、現在、アマゾンで、古本で24万円の値が付いていました。
このご本は、信次先生が絶版にされたため、今では入手ができません。
 
絶版にされた理由は、定かではないのですが、おそらくこの本を読んで、高次元の世界や、波動と次元の関係についての知識を得たとしても、正しい法の学びにはならないという理由ではないかと思います。
確か、陰・中・陽の三体制理論の話や、バイオリズム的な話が載っていたように、記憶しています。
 
高橋信次先生は、「心の対話」(三宝出版 高橋信次著 昭和51年6月21日 第1版)というご本の中で、高次元のそれぞれの世界の正しさの基準について、次のように、説明をしておられます。その正しさの基準について、引用をさせていただきます。
 
四次元の世界を、幽界といいます。この世界は、自分という立場が正しさの尺度になっています。自分さえよければ人はどうでもというエゴの世界であり、自己保存の立場が強調され、自己保存を損なうものは正しくない。つまり、悪につながるという考え方です。現実の社会は、まさに幽界の正しさが支配しているようです。
五次元の世界を、霊界といいます。 この世界は、いわば持ちつ持たれつで、人に与えたものは与えられる、与えたものが返ってこないと気持ちがすっきりしない「正しさ」が支配しています。生前における常識の観念が、ここでは価値の尺度になっています。
六次元の世界を神界といいます。 人から損害を与えられても人を非難しない。人を非難する前に、まずその原因をふりかえり、二度と再びその原因をつくらないよう努力する世界。つまり、「正しさ」の尺度を他に求める前に、自分に求め、第三者の立場で常に前向きにつとめてゆく人びとの集団社会、これが神界の人びとです。
七次元の世界を菩薩界といいます。 菩薩界の人びとは、慈悲の心、愛の行為が先に立ちます。それは幽界、霊界の心では、自分の心が痛み、いわば天にツバする行為と変わらないことが、実感として感じられてくるからです。つまり、人の心は一つであり、現われの世界は別々でも、人の心に二はなく、心は神につながっているので、その神性を汚すことは、自分を苦しめ、人を悲しませるなにものでもないからです。 菩薩は、常に神の心を尺度として、愛行に一身を投げ出す人をいいます。つまり、菩薩の「正しさ」は、形ある人びとの間というより、人びとの毀誉褒貶(きよほうへん)に心を動かすことはなく、ひたすら、神の愛と人びとを活かすことに人生の目的を求めます。価値の尺度は神なのです。ウソのつけない人びとの心です。
八次元の世界を如来界といいます。 如来といわれる人の心はどうかといいますと、ここへきますと、神の意識と表裏をなすものですから、衆生済度の心しかありません。価値の尺度はここで消えてしまい、宇宙と己の心は不離一体です。その宇宙に不純な波動があれば、その波動を正純なものにかえなくてはなりません。このため、来たって法を説き、地上に光を与えていく光です。
そして、九次元の太陽界、十次元の宇宙界があります。 九次元以降の世界は、大天使ミカエルといった特別な魂しか、見ることができない世界です。
 
七次元の菩薩界に住む魂は、約二万人で、八次元の如来界に住む魂の数は、四百数十人であったと、信次先生のご本で読んだ記憶があります。
ただし、これは、太陽系宇宙に限っての数だと思いますが。
大多数の魂は、幽界、霊界、神界の三界層に住んでおられます。
夫々の次元、例えば、幽界なら、その幽界の中に、無限の階層があると、お聞きしています。
 
そして、「大自然の波動と生命」のご本で、今でも、ハッキリ覚えている図があります。
それは、三次元から、十次元までの世界を描いた、1ページの図でした。
その図には、各次元と、その次元の波長の長さとの対応が、記述されていました。
 
最高次元の宇宙界は、10のマイナス35乗(プランク定数の桁数)だったのではないかと思います。
三次元の世界は、可視光線の波長の世界で、10のマイナス5乗から、6乗の範囲です。
四次元から、九次元までの世界の波長の長さが、記述されていたのですが、具体的な数字は忘れてしまいました。
より重要なことは、それぞれ次元の異なる世界では、正しさの基準が異なり、次元が異なり、波長(波動)が異なっているという点です。そして、そこには、無限に細かい階層があるということです。
しばしば、天使からのメッセージで、波動を上げなさいとか、高い波動に留まりなさいという言葉が出て来ます。
私たちは、日頃から日常生活を、どのような基準で暮らしているかは、自分自身が一番よくわかっています。 アセンションによって、自分が目指す次元が、四次元なのか、五次元なのか、それ以上の高次元の世界なのか、おおよそ、どの次元に行くことになるのかは、自ずから分かると思います。
最低でも、神界の次元(六次元)、そして、更に少しでも高い次元を目指していきましょう。
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