先日(7/14)に、友人に借りた、高橋信次先生の「大自然の波動と生命」というご本を見ていて、興味深いエピソードを見つけました。
「大宇宙の波動と生命」P.28~P.29からの引用です。 「……人間から地獄の畜生界に落ち動物になった者もいます。 私の友人が太郎という子犬を飼っていました。この可愛い子犬と友人は親子同様に生活をしており、この子犬は自分のすきなテレビをいつも見ていたそうであります。 九年の歳月は流れ、我が子同様の子犬も病気によって此の世を去り、老夫婦の悲しみは、ひととうりではなかったのであります。この子犬を忘れることが出来ず、いつも墓参して涙にくれていました。 この友達がある日親しい家に行き、この話をしたところ突然その家の人に霊的現象が起り、犬の遠吠えをして、友達の胸にとびこんで泣きだしました。暫らくしてから、『私は太郎です。お父さん、私は可愛がられて育って幸福でした。おとうさん、永生きをしてください。私はいつまでも守ります。お父さんは神様だ』と申され涙にくれていました。 良く尋ねて見ると、九州の炭鉱で働いていた坑夫の子供で、会社はつぶれ食べる物がなくなり、餓死してしまいました。その時犬なら何処でも食べ物をさがせるのに、なぜ私達人間は餓死するのだろうか、こんどは犬になりたいと思ったそうであります。この少年も太郎という名前であり、九才で亡くなりました。 犬として現象界に生まれたが、全部人間の言葉がわかったと申していました。 ……、犬であっても過去世は人間である場合があるのです。」
この話を読むと、そんなこともあるのだと思い、人間のように話す猫や、人間のようにふるまう動物の過去世は、ひょっとしたら、人間であったのかもしれないと思わされます。
太郎という犬の話は、興味深い例といっていいでしょう。
一方、逆の話もあります。
晃月師から、次のように、お聞きしました。
「今、絶滅危惧種がどんどん絶滅しています。その魂は、人間となって生まれ変わってきます。当然、その魂は、人間に対して、強い殺意を持っています。そのために、不可解な殺人事件が起きるのです。」
この話は、以前、「不可解な殺人事件」というブログで、書かせていただいた例です。
2014年(平成26年)12月に、ある有名国立大学の女子学生が、殺人事件を起こしました。このような事件は、動機が説明できず、不可解な殺人事件としか言いようがないです。