今、泊っている宿では、毎回、とても美味しい食事が出ます。しかし、ホテルの方のお話だと、この3月くらいから、団体客、5,6人のグループのお客様から、次々とキャンセルが入ったそうです。
食堂は、夕飯時にも関わらず、私一人の貸し切り状態です。なのに、心のこもった美味しいご馳走を、いただきました。
東京都の外出自粛要請で、コロナウィルスに怯える人たちもおられる中、こうした豊かさを味わえる幸せに、感謝です。
昨日は、「トラウマに気付き手放す」というブログを、アップさせていただきました。
今日は、お金について、それも投資について、書かせていただこうと思います。
お金はエネルギーであって、本来は、人間が世の中を便利に、運営するための手段といわれます。しかし、お金に困って、振り回されている人たちも多いと思います。
今回の旅行は、自分の人生にとっての重要な局面なので、心の内からの声に、素直に耳を傾けて、思い切って行動しています。
でも、ちょっと贅沢な旅行なので、年金生活者にとっては、大きな出費になります。
このような時、お金のありがたさを実感します。
これまで、ある程度の収入を得て、蓄えがあるから、何とか対応できます。
お金を稼ぐ、あるいは、お金を増やすことは、決して悪いことではないです。
では、自分の収益を得るために、株などに投資をするということは、どうなのでしょうか。
今回の反省・瞑想旅行の一つのテーマとして、考えてみました。
これまでの人生の中で、お金に対して、二つの大きな失敗がありました。
一つは、ある会社の株を買ったら、その会社が倒産して、株を購入したお金がゼロになってしまいましたことです。
二つ目は、あるギャラリーのオーナーの甘言に引っ掛かって、詐欺に掛かり、大金を失ってしまいましたことです。訴訟を起こして、勝訴したのですが、未だにお金は戻ってきません。
先月(2020年2月)に、10年くらい前に、お付き合いのあった証券マン、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)さんから、久しぶりに、メールをいただきました。それで、駅の近くのカフェで、お会しました。
「軽い気持ちでよいので、投資信託でも始められたらどうですか?」
と、投資信託を薦められました。
「自分が、投資信託を購入して、値上がりを狙って、収益を上げることを企てた場合、絶対、うまくいかないに決まっている。」
という、痛い失敗による、トラウマがあったので、随分、悩んで、その場では、否定的なお答をしました。
今回の世界的な株価の暴落は、リーマンショック以上の恐慌だから、こんな時には、手を出さない方が良いと、思っていました。
ユーチューブでは、そのうち暴落が起きると噂が流れていたので、昨年(2019年)、友人には、「ここで、全ての株を、一旦、キャッシュに替えて、手を引いたら?僕ならそうするね。」と、言っていたくらいです。
でも、知り合いのIFAアドバイザーと、昔話をした後で、心の中に「また株を始めてもよいのでは?」という気持ちが、湧きあがってきました。
現在の暴落は、大恐慌につながるかもしれないが、だからといって、株式市場が崩壊することはないだろう。
3万ドル近くまで、値を付けたNYダウが、2万ドルになったが、遅かれ早かれ、株価は戻ってくるだろう。
いろいろ考えた挙句、再挑戦することにしました。
その理由は、投資という行為に対する恐れ、不安を手放すことが目的です。
この投資が、吉と出るか、凶と出るかは、分かりません。結果はどうあれ、投資をすることから、逃げていたのでは、恐れや不安は、なくならないと思ったからです。
この投資が、吉と出るか、凶と出るかは、分かりません。結果はどうあれ、投資をすることから、逃げていたのでは、恐れや不安は、なくならないと思ったからです。
自分で願って、お金を増やす努力をすることに対して、AAマイケルは、次のような、面白いことをおっしゃっておられます。「運命の脚本を書く」P.130, 131からの引用。
「スピリチュアルに生きるためには、物質世界のことはすべて否定しなければならない。他の人の役に立つためには、自分の幸せは犠牲にしなければならない(昔からある殉教者コンプレックス)。スピリチュアルな成長に心を向ければ、あとは神様が面倒見てくださる……」
というように、思っていると、いつまでたっても、財政的に豊かになれないというのです。
「お金があなたを幸せにする」という意味ではなく、「宇宙の富は平等に流れてくる」ということを、おっしゃっておられます。
つまり、スピリチュアルと、現実世界のバランスをとりながら、自分の幸せを「顕現する」ということをマイケルは求めています。
この「顕現する」という言葉は、AAマイケルの教え(QFM)では、とても重要な意味を持っていますが、その説明は長くなるので、機会を改めます。