昨日(R5/5/7)、治部坂高原別荘会の総会が開かれました。
昨年同様、この別荘がある‘阿智村‘の村長、‘浪合振興室’の振興室長、阿智村村議会議長など、村の名士の方々が出席されました。
昨年(2022年)の総会に参加した時のことを、以下のブログにアップしていましたので、ブログ「別荘でのバーベキュー」(投稿日 : 2022年5月9日)を参照してください。
昨年の総会でもそうでしたが、別荘会の会長が、「皆さん、何かご意見のある方はおられますか?」と、声を掛けられると、率先して発言をされる方がおられます。
来賓、別荘会の幹部以外で、5人以上の方たちが、手を上げて意見を述べられました。
治部坂高原以外の他の別荘会の総会を知らないので、何とも言えないのですが、この治部坂の別荘地に愛着の深い方が多いと感じました。
この別荘がオープンしたのは、1976年頃なのですが、そのころからこの別荘を利用したり、住居としている方たちは、「この別荘は、衰退していくのではないか?」という危機感を持っておられます。
当初の別荘のキャッチフレーズに、‘中京の軽井沢’という言葉がありました。
そして、トヨタ自動車や、デンソーの保養所が、以前あったのですが、この数年で、撤退してしまったため、どんどん廃れていくのではないか、という心配を持っておられようなのです。
私自身は、トヨタもデンソーも撤退した後に、そのような過去があったことも知らないで、この別荘に入居しました。
最近、この別荘地に、いろいろな変化がありました。
今年(2023年)、トヨタの保養所の跡地に、‘星合の森’という犬や猫のペットと一緒に宿泊できるコテッジがオープンしました。
このことは、阿智村のホームページには、取り上げられているのですが、この総会の参加者の多くの方は高齢のため、それをご存じないようでした。
確かに、毎月郵送される’別荘だより’には、そのことは載っていませんでした。
私は手を上げて、来賓の村の幹部の方に、「星合の森の体験宿泊会を、一泊¥5,000で行なったようですが、その結果は良かったのですか?」と、質問しました。
その回答は、「’星合の森’は、観光局の管轄なので、その情報がない。」とのことでした。
総会の後で、近くの人に聞いたところ、その方は次のように、おっしゃいました。
「5月5日は、天候が良かったためか、かなりの人出でした。
今、’星合の森’に申し込むと、5月、6月は、一杯になっているようです。」
また、この別荘地には、キャンプ場もあるのですが、5月5日にはかなりの人出があったようです。
最近は、キャンプブーム、キャンピングカーブームのためか、キャンプ場はどこでも人気のようです。
個人的には、この別荘地の将来は、それほど暗くなく、明るいと思っています。
ここ2、3年で、売りに出ている別荘の物件数が、11件から4件に減っているように、治部坂高原の別荘にも、人気が戻ってきている兆しがあります。
別荘ができた当初からの住民の方たちは、高齢のためか、若い人たちとコミュニケーションギャップがあると感じました。
総会が終わった後、昨年(2022年)11月に、別荘の入口に開業した‘おにひら’という蕎麦屋さんで、懇親会が開かれました。
そこで、2人の方から、名刺をいただきました。
お二人とも、今後の別荘地の発展のキーマンになるような方たちでした。
先日(5月4日、5日)、私の別荘を訪問してくれた、ネパール人の元社員のお母様が、「名古屋の家に戻りたくない。」という言葉を、思い出しました。
この別荘地は、ネパールのような豊かな自然に恵まれながら、別荘が立ち並び、近くに美味しいお店もあり、昼神温泉の温泉街もある素晴らしいロケーションです。
冬の寒さは北海道並みに厳しいですが、夏の過ごしやすさは格別です。
これからも、二拠点生活を続けて、何かこの別荘のお役に立てたらと思いました。 (黒川 記)