では具体的に「何を」「どうすれば」自分の内なる神とつながって、無条件の愛を持つことができるのでしょうか?
人間には欲があり、欲がかなえられない時は、怒りや嫉妬もするでしょう。ダメだと言われても、わき上がってくるどうにもならないマイナスの感情を無理に抑えることはできません。
また多くの人間は、生まれた時から仏教でいう業(カルマ)、キリスト教でいう原罪というマイナスの遺産を背負って、生活をしています。
仏教では、人が生まれ変わり、死に変わりする「転生輪廻」を繰り返すうちに、本来の自分(ハイヤーセルフ)とのつながりを絶ち、誤った観念や、悪業(カルマ)身に付けたといわれています。
キリスト教では、アダムとイブが、神の楽園(エデン)を失い(失楽園)、殺人などの原罪を背負ってしまったといわれています。
この3次元の地球に、何度も転生を繰り返す中で、業(カルマ)や、原罪といわれる、ネガティブな習慣を、身につけてしまい、生まれてくる前に、その清算をすることが課題の人生になっているのです。
神に謝罪(懺悔)して祈ることで、人間の業、原罪から開放されるという考え方は、仏教・キリスト教・イスラムなど、多くの宗教の根底にある共通の概念です。
一旦、身に付けた業や原罪を最も簡単に手放す方法は、人間を創った神に祈って詫びるというのが一番の近道だといえます。
そして、「無条件の愛」を表現している「素の自分」に戻るために必要なことも、やはり「神への祈り」であると考えます。
多くの方は、「神」という言葉に、拒否反応を起こすもしれませんが、大自然の背後にある生命、宇宙・人間を生かしているところの存在だと考えてみてください。
私たちは、「自分の力で生きている」と考えがちですが、実際には、神の慈悲、奇跡的ともいえる幸運の中で生かされているというのが本当の姿です。
人間が住むのに適した地球環境は今や、人間のエゴ(例えば、戦争や乱開発など)によって、生態系のバランスが崩れて、人間が居住できなくなる危険をはらんでいます。
少なくとも、今生かされていることを、常日頃より、神=地球に感謝する立場にあるわけです。
難しく考える必要はありません。例えば私たちは食事の前に「いただきます」と手を合わせ無意識に感謝しています。
それをもっと意識して行うのです。
私がお薦めする「神への祈り」とは、「感謝する気持ち」、「罪に対する反省の心」、「自分の生き方・信念の表明(宣言)」の3つの要素を持っています。それを、太陽系宇宙の最高神である「十三神」の神々に対して祈ることです。
神に祈り、感謝する心を持つことで、人間は心の安定を取り戻すことができます。
誰のためでもなく、自分自身が心の安定を取り戻し無条件の愛を持ち、幸せを得るために祈るのです。
この「十三神之祈り」を、私は松川晃月という宗教指導者から教えていただきました。
私は趣味で居合いをしておりますが、最初に学ぶのは正しい型です。武道だけでなく、茶道などでも合理的で理想的なカタチを学ぶことで、技の上達とともに、精神が鍛えられていきます。
祈りも同じだと考えています。合理的な祈り方を続け、体が覚えて習慣づけられることで後から心もついてきます。
このサイトでは、松川晃月師から伝えられた、「十三神之祈り」と、神からのメッセージである「神諭」を、できるだけ分かりやすく書いていこうと思っています。