先日訪問したばかりの北海道で、震度7の地震が起きました。

北海道南富良野町のニンジン畑

北海道のニンジン畑

最初に、この地震で亡くなられた方々とそのご遺族に、心からお悔やみを申し上げます。
また、被災された方々に、心よりお見舞いを申し上げます。
 
午前5時過ぎに、何気にスマホを見ていたところ、北海道で地震が起きたことを知り、サンタビレッジのTさんと、カウンセラーをしているAさんに、急いでショートメールを送り、安否確認をしました。
 
Tさんは南富良野町、Aさんは厚真町の住民です。
 
震源の厚真町は、あまり知られていないのですが、札幌まで車で1時間半で、新千歳空港も近く、北海道の南に位置していて比較的温かいので、住むには本当に良いところだと、話していたばかりでした。
 
すぐに、メールの返信があり、お陰様で、TさんもAさんもご無事であることが分かり、ホッとしました。
 
NHKのニュースで、北海道に親戚や知り合いがいる場合、SNSなどで情報を知らせてくださいという放送があったので、次のような内容のショートメールをお二人に送りました。
 
・北海道電力は事故のため、道内全体で295万戸が停電して、復旧のめどがない。
・JR北海道も、すべて止まっていて、復旧のめどがない。
・新千歳空港も、全面閉鎖で、復旧のめどがない。
・高速道路も大きな範囲で、通行止めになっている。
 
つい数日前に、新千歳空港から、戻ってきたばかりだったので、ショックでした。
名古屋に帰る日に、この地震が起きていたら、なかなか帰ってこられなかったでしょう。
 
震度7を記録した厚真町のAさんから、次のような返信が来ました。
 
「厚真町には火力発電所もメガソーラーもあるのに、電気が来ないなんて皮肉なもんです。
 電気を節約しながらこの状況を楽しみます。
 こんな時は、現地が一番情報を得るのが困難なので助かります。」
 
自然災害が起きるたびに、如何に人間が無力であるかを、思い知らされます。
僅か、1日前の9月5日は、四国と関西を直撃した台風21号の放送ばかりでしたが、9月6日は北海道の地震一色です。
 
北海道に会いに行ったばかりで、友人が何とか無事だったことを、心から良かったと思いました。
そして、お神に護っていただいたと、心から思えました。
 

Aさんのメールで、「厚真町には火力発電所もメガソーラーもあるのに、…」とありますが、これが原子力発電所であったら、いったいどうなるでしょうか?

北海道の泊原子力発電所は、厚真町から140km~150km離れた古宇郡泊村にあります。
原子力発電所の直下で震度7の地震が起きていたら、いったいどうなっていたでしょうか?

読売新聞の記事から引用します。
「原子力規制委員会によると、(泊原子力発電所は、)同日(9月6日)午前3時25分に外部からの電源供給が止まり、約9時間半後の同日午後1時までに復旧した。3基とも原子炉は空だが、使用済み燃料プールに計1527本の燃料があるため、非常用ディーゼル発電機で冷却を続けた。

泊原発は停止していたとはいえ、核燃料棒が1527本も、燃料プールの中にあります。
震度7の直下型地震で、それらが破壊されたら、とんでもない大惨事が起きたことでしょう。

このことで、原子力の専門家や、電力業界は、さぞ肝を冷やしたことだと思います。
今や活断層の位置とは関係なく地震が起きる時代ですから。

マスコミも、こうした問題について、政府を真摯に追及するべきでしょう。
福島第一原発の事故についてもそうですが、マスコミはどこか偏っていて、本当のことを報道していないと思います。

北海道で、原発事故が起きなかったことこそ、お神が大難を小難にして、私たちを護ってくださったと、感謝すべきことです。私たちは、明らかに生かされているという現実を知るべきでしょう。

こういう時、お祈りで、神への感謝の言葉として、必ず言うフレーズがあります。
「大難を小難、中難を無難に、ご守護をいただき、本当にありがとうございました。」と。

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