誘導瞑想を始めて体験したのは、関東に就職して、数年経った、1980年頃でした。
友人が、連れていってくれた都内のマンションで、初めて、誘導瞑想を体験しました。
頭と意識が、とてもスッキリして、「また来たいな。」と思いました。
バシャールをチャネルするダリル・アンカさん

バシャールをチャネルするダリル・アンカさん

それから、しばらくして、バシャールブームが起きました。
それは、1980年末から、1990年代のことでした。
 
その当時、VOICEさんから、誘導瞑想用のテープを、何本も購入しました。
セミナーの日付を見ると、1989年~1991年頃であることが分かります。
あやこバシャールの誘導瞑想テープ
そのころは、バシャールというと、関野あやこさんがチャネラーをつとめる「あやこバシャール」でした。
 
ダリル・バシャール」のセッションもありましたが、通訳が入らない関野あやこさんの方に、人気がありました。
 
この「あやこバシャール」の口癖が、「君たち、ワークワクするね。」でした。
そこから、「ワクワク」という言葉が流行りだしたように思います。
 
その当時、バシャールの誘導瞑想は、「思い出す」、「いやす」、「演じる」、「実現化」等がテーマでした。
 
以下は、1989年8月19日に行われた関野あやこさんが、あやこバシャールをチャネルした誘導瞑想テープの一部です。
※ 「あやこバシャールワークショップ5(実現化)8/19」から。
All right.
こんばんは。(【参加者】こんばんは。) えー、生きているようだね。
君たちの作り出しているこの時間を楽しんでいるかね。
ワクワクするね。
今日は、我々もワクワクして、君たちとの時間、交流を楽しみにしていた、非常にパワフルな日だ。
なぜなら、元々持っていた君たちの創造に使っているエネルギーを、フォーカスして、そして自分のクリエイティブなものを意識的にこの三次元に降ろそうというわけだ。
つまり、夢のような現実を、この3次元の物理次元に、起こそうという波動の日だ。
え、君たちは今、本当は眠ってしまっているんだね。
夢というのは、君たちが寝ているときに、見ていると思っているが、夢よりももっと深く眠っているのがこの物理次元の君たちだ。
つまり、本当は、この物理次元の君たちの方が、簡単に、自分の思う現実、欲するもの、望む生活、そういったものを君たちの中を通して、この3次元にクリエイティブに表現することができるというわけだ。
君たちは夢を見る時、眠っているとき、夢を見る時、非常に制限のない自分を感じるだろう。
例えば、空を、海の上を歩こうとすれば、歩けるのではないかね。
また、どこか行きたいところがあったら、その場所に、すぐにも、一瞬のうちに、テレポートすることができる。
そういった体験は、ここに来ている全ての人が夢の中で、体験したことだと思う。
もっと深い夢というのは、この物理次元のこの世界の夢だ。
本当は君たちは、夢というのは、もっと簡単にとても自分が思うことを制限なしに、こだわりなしに表現できるのが夢だ。思っていたようだが、もっと深い夢は、君たちの中で、一つの観念を通して見ていることになる。
つまり、制限なんだね。ちじこまった自分の体、こうでなければいけない。
これは、できるわけがない。
このときは、こうすべきだ。
といったような観念の世界。そういったスイッチの、というより、波動を通して、この現実と君たちが決めているこの3次元の物理的な次元に、創造している。
ただそれだけのことだ。
今日はこの君たちが自分の中を通すとき、この夢の3次元の物理次元で制限をもたらしているような、そういったスイッチのところに行くことにする。そして、君たちが自分の選択で、それを変えてもらう。どうかね。「ワクワク」するかね。
(【参加者】はい。はい。)二人だけだね。(笑)
それでは、君たち二人も一緒に、他の人たちもよかったら、参加してくれたまえ。(笑)「ワクワク」する旅に旅立とう。
……続く
 
このあやこさんの「実現化」の誘導瞑想は、ダリル・アンカさんのバシャールと、基本的に、同じ話をしています。
 
自分のなりたいもの(願望)のイメージを、心に描き、制限(ブロック)を外していくというのが、実現化の瞑想です。
 
みぞおちの下に、エネルギーの源(みなもと)があるとバシャールは語っています。
そこは、第三のチャクラ、太陽神経叢チャクラです。
 
私は、何か、新しいことを実現したいと思った時、しばしば、右手でこぶしを作り、下腹の前で、そのこぶしをグルグル回す仕草をするようにしてきました。
こうすることで、実現化のエネルギーが、湧いてくるように感じるのです。
これまで、このテクニックを使って、仕事や物事を実現してきました。
 
願望を実現するために、次のテクニックは、今でも十分に通用すると思います。
・願望が実現した時の自分の感情を味わう。
・「願望が実現するはずがない」と思うネガティブなブロックを外していく。
・源から発するエネルギーを受け取る。
 
敢えて、付け加えるとすれば、次のゼウ氏のお言葉です。
ゼウ氏:……(願いを)一番叶えやすい方は、素直な方です。
ご自身が、望んでいるものを、素直にオーダーし、そしてそれが来ることを信じて疑わない方です。
もちろん、オーダーしたものが、現実化することには、それ相応の時間がかかる場合もありますし、思った形ではない場合もあります。
しかし、そう言った期間を経ても、自分自身が見ている得たいものというものを、明確にビジョンとして描き、それが手に入るということを、喜びを持って待つことが出来る方、そういう方が一番、叶えやすいです。
そして、考えすぎない方ですねえ。
我々は、魔法のように、あなた方がオーダーをした時、すぐにその現実を、プレゼントするわけではありません。
プレゼントのリボンをほどき、中に欲しいものがあるというような状況は、用意されているわけではなく、あなた方の日常の現実の中で、その望みを叶える道筋を、ヒントとしてお渡しします。
それを、受け取った方が、その都度サインだと捉え、キャッチし、行動に移されることで、望んでいたゴールに、進まれるのです。
そして、現実化が起こってきます。
今、このコロナウイルスのためか、ご自分の願望を明確にして、実現しようとしている人が、少ない、あまりいないという話を聞きます。
高次元の世界では、願望を叶えるサポートをしたくて、待ち構えている状況のようです。
闇の勢力が、この地球から去りつつある今こそ、どうしたいか、どう成りたいかをイメージして、実現化のエネルギーを、グレートセントラルサンの源から降ろして、使っていきたいものです。