今は、GWの10連休が始まっています。
GWはまとまった休みが取れるので、海外旅行や、里帰りをされる方も多いと思います。
私は、GWは、晃月師の研修のために使うことが多かったです。内観研修も、GWを利用して受けた記憶があります。
晃月師は、「GWの中、お神の勉強をしようというのは、なかなか大変なことだ。」と、よくおっしゃっていました。
大仏様
GLA関西本部 名古屋支部 勉強会」のブログで、高橋信次先生へ質問を行ったことを書かせていただきました。
「あることについて、反省ができたということは、どのような状態ですか?」という問いに対して、信次先生から、次のように、教えていただいたことが、記憶の底から、次の答えが蘇ってきました。
 
「何度も、何度も、反省をくり返しなさい。反省には、もうこれでよいということはない。限界がありません。」
 
もう、40年以上前に、信次先生から聞いた話を、すぐには思い出せなかったのですが、このことをきっかけに、少しずつ、思い出されてきました。
20歳では、人生の体験から出てくる深いアドバイスを、受け取ることができなかったのですが、40年後の現在、記憶の封印が解かれて、記憶が蘇ってきたように感じました。
 
信次先生がおっしゃった、繰り返し反省するという意味は、角度を変えて、立場を変えて、時間をおいて、何度も同じテーマを、見直して、反省しなさい、限界はありませんと、説明されたのでした。
 
高橋信次先生は、ご自分の心の動きを、1000分の1秒単位で、観ながら、反省をされていたと、お聞きしたことがあります。
その逸話を教えてくれた方も、「そんなことができるのかなあ」と、おっしゃっておられましたが、そのことも、思い出しました。
信次先生がお亡くなりになって、しばらく経ったころ、GLAゆかりの内観道場にいき、1週間の内観研修を受けさせていただいたことがあります。
その研修の最後の日に、その道場の責任者とその奥様が、「今から、あなたの守護霊さんに話していただきます。」とおっしゃいました。
研修の前に、そのようなお話を聞いていなかったので、とんだサプライズのプレゼントになりました。
そして、フルトランスに入られた奥様に、私の守護霊が語る、少し訛りのある、たどたどしい日本語を、取り付いでいただきました。
それは、40年も前の出来事でしたが、その時のカセットテープが、最近見つかりました。手元にあったので、聞いてみることにしました。
そのテープは、「私は、黒川裕司の守護霊でございます。この方は、..」という言葉で始まります。
最後に、奥様は、「『もう赤裸々というか、素直に生きていっちゃったほうがいいんじゃないの』と(守護霊が)言ってますけど。」とおっしゃいました。
この40年前のテープを、聞き返してみると、正法という知識をいろいろ持ってはいるものの、人生の智慧に変えるところまで、まだまだ行っていませんでした。
現在の自分に照らし合わせてみても、思い当たるところが多々あります。
「大きな夢を持って、生活のなかで、自分の心を静かに見つめる時間を持ってください。
 自分を高める上で、一番重要なことは、しっかりした目標を持ち、自分を力づけながら、努力して行くことだと思います。
 言葉でなく、あなたの心と体で多くのことを勉強していってください。」
という言葉が、現在の自分の心に、最も響いたところでした。
このメッセージは、その後、何度も何度も、聞き返しました。その陰様で、ホノルルマラソンや、トライアスロンに挑戦して、完走することができました。
幸せな人生を送ることができたと、感じています。
フィニッシュ

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