2020年2月22日から、24日の3日間、東大阪市のGLA関西本部において、名古屋支部合同合宿研修会が行われました。
 
現在(2019年7月)のGLA関西本部の外観

GLA関西本部の外観 2019年7月

3日間、フルで参加をさせていただきました。
 
午前の部、午後の部、夜の部の3つの部に分かれていて、それぞれ、最初に、「心行・祈願文の読誦」をして、「光を受ける、送る」をしてから、反省と反省瞑想に入ります。
 
反省と反省瞑想については、各自それぞれ自由に、反省をしながら、瞑想を行います。
 
時間が長い午後の部などでは、3人のグループに分かれて、各自がシェアを行う時間や、簡単な体操の時間があります。
3日間の合同合宿は、あっという間に、終了しました。
 
最後の全体のシェアの時間では、参加者がそれぞれ一人ずつ、自分の合宿対する感想を話しました。
感想では、感極まって、涙ぐむ参加者も、何人かおられました。
私も、もらい泣きのような感じで、思わず胸が熱くなり、涙がこぼれました。
 
それほど、充実した合同合宿研修会でした。
 
GLA関西本部で、最も重視されるのは、高橋信次先生が残された、心行と祈願文です。
 
「反省と反省瞑想」の時間には、心行を心と行動の規範として、自分自身の日常生活について反省をします。
さらに、反省によって、自分自身の心を浄化した上で、瞑想を行います。
 
心行を行動規範にした生活とは、感謝と報恩の心で、愛を実践する生活です。
心行に添った生活をしていれば、道を間違うことがありません。
 
2日目の夜に、ある方から、いろいろ興味深い話をお聞きしました。
 
世の中には、あの世があることを、証明している作家の方や、ユーチューバーの方が、何人もおられます。
 
彼は、ある有名な作家、ユーチューバーの方たちと、かつて交友があったそうです。
そして、次のようにおっしゃいました。
 
「純粋に、真実を求めて、あの世があることを証明しようとしているうちは良いのだが、それが、霊能者の霊能力に頼るようになると、段々おかしくなっていく。
真実を求めるのではなく、霊能者に引っ張られていって、おかしな方向に行ってしまう。
そういう例を、見てきた。
霊能力が、本物かということを、見抜けなければならない。
つまり、それが本物の神か、神をかたる邪や魔かを、見分ける、審神者の力がなければならない。」
 
その方は、高橋信次先生が説かれた、「正法」に出会ってからも、様々な霊能者のところを渡り歩いて、その霊能者が本物かどうかを見極めてきたそうです。
 
以前、ある女性の霊能者のところに、スピリチュアルの世界で、かなり有名で、大きな役割を果たしている、二人の方が訪ねて来られました。
女性の霊能者に「濃姫」が入り、霊能力を見学に来られた二人の方たちについて、一人の方を「豊臣秀吉様」と呼び、もう一人の方を「織田信長様」と呼びかけられたそうです。
二人のスピリチュアルリーダーは、それをすっかり信じこまれたそうです。
 
彼は、二人の方に、後で電話を掛けて、「それは、勘違いですよ。」と忠告をされたそうですが、聞き入れてもらえなかったそうです。
 
そのことを、きっかけとして、二人のスピリチュアルリーダーは、真理の探究とは別のおかしな方向に、どんどん行ってしまわれたそうです。
 
霊道現象」というブログで、書かせていただきましたが、霊能力というものを、絶対視することは、とても危険なことです。
高橋信次先生は、霊能者の多くは、悪霊や魔王が背後に隠れていると、語っておられました。今でも、信次先生の「危険ですよ!」というお言葉が思い出されます。