今日は、松川晃月師から、教えていただいた、産土(うぶすな)之神様について、お話をさせていただこうと思います。
神社の社
産土之神様というと、まず、自分の家から一番近い神社のことが、思い浮かぶと思います。
Divaチャネルの佐藤玲奈さんは、【強運!】産土の神様と繋がり激動の時代を生き抜く! 第43話 宇宙人と私。。。 開運や成功の基礎・土台」という動画で、如何に、産土神社の神様が重要な役割を果たしておられるかについて、強調されています。
 
松川晃月師も、産土之神々の重要性を説いておられました。
ただ、世間一般の捉え方と、若干異なったところがあります。
 
家には、部屋毎に、結界があり、部屋の結界毎に、産土之神様がおられると、教えていただきました。
荒神様

台所に祀られる荒神様の社(楽天市場の商品)

昔から、台所には、荒神(こうじん)様という神様をお祭りする習慣があります。
台所を守る産土之神様だけではなく、全ての部屋に、一人一人、産土之神様が、付いておられるということです。
 
また、家毎に、産土之神様がおられます。
近所の神社は、そうした産土之神様たちの役所のような役割を果たしているというのです。
 
松川晃月師は、毎日のように、十三神之神をお祀りしている家を巡回して、十三神之祈りの導師を務めておられました。
晃月師は、京都府にお住まいだったのですが、隣の大阪府や、奈良県、和歌山県、愛知県にも、導師として、車で巡教をされていました。
 
巡教で家を外出する前に、晃月師は、必ず、神棚の前に座って、例えば、次のように、奏上をされていました。
「親神天之大神様におかれましては、本日も誠に良き日をいただき、誠にありがとうございます。
 只今より、〇〇之産土の中、◎◎家之講社之祈りに、行かせていただきます。
 道中、無事お連れ通りいただきますよう、心より御願い申し上げます。」
 
このように、神棚に祈って、行先まで、往復の道のりのご守護をおねがいしておられました。
そして、晃月師は、自宅に戻られたときには、たとえ、夜遅くであったとしても、
「只今、戻りました。道中無事お連れ通りいただき、誠にありがとうございました。」
 
と、神棚に向かって、ご挨拶と感謝をされていました。
自宅の産土之神様が、行く先々での産土之神様に連絡を取ってくれるので、交通事故に遭うこともなく、無事に、お神の御用を果たすことができたというわけなのです。
 
この産土之神様たちの連絡網のことを、晃月師は「産土ネットワーク」と呼んでおられました。
 
現代の日本では、自宅で神棚をお祀りする家は、少なくなりました。
近くの産土之神社に、参拝する人も、非常に少ないです。
 
神様に関心のない方たちは、「産土ネットワーク」と、繋がっていないことになります。
 
佐藤玲奈さんが、産土之神様に繋がっていない多くの人たちのことを、非常に残念がっておられるのは、よく理解できます。
 
産土之神様に、繋がるための一番簡単な方法は、近所の産土之神社に参拝されることだと思います。
3ヶ月間、毎日、産土之神社に通われれば、必ず、繋がることでしょう。
毎日の参拝が難しいとしたら、月の1日、15日の日に、参拝されるのが良いでしょう。
産土之神様に繋がるには、それなりの行動をとることが求められます。
ただ、お正月とか、受験や就職のときだけに、参拝するのであれば、その魂胆が見えてしまいます。
このブログでも、しばしば登場されるライトワーカーさんは、毎日、神社に参拝しておられますが、神社の神様に向かって、お願い事をするのはやってはいけないことだと、おっしゃいます。
神様に向かって、無心に祈ることによって、不思議な助けが与えられるのです。