先月(2019年10月)に、実は、初孫が誕生しました。
これも、一つの喜びであり、仕合せです。
昨日(11/9)、「幸せに暮らす」というブログを、公開させていただきましたしました。
今日のブログの表題「陽気暮らし」は、天理教からきた言葉です。
松川晃月師は、天理教で学ばれた方なので、「陽気暮らし」の話をされることがありました。
天理教では、次のように、教えられています。
「親神は、(人間の)陽気ぐらしを見て、共に楽しみたいとの思わくから、人間を創(はじ)められた。」
親神の究極の目標は、人間の「陽気暮らし」なのです。
天理教の教祖、おやさまこと、中山みき様が、生活されていた、江戸時代から、明治時代にかけては、生きていくには、非常に困難で厳しい時代でありました。
仕事は重労働であり、毎日の食べるものに事欠き、娯楽も少なく、信教の自由もないという、そのような困難な時代に比べたら、現代の日本人の生活は、まるで夢のような生活といわざるを得ません。
とはいうものの、一見、外から見た目には、私たちはとても幸せそうに見えるのですが、本当に「陽気暮らし」ができているのか、とても気になるところです。
仕事の労働条件が改善されて、生活面の苦労は少なくなり、食べるものには不自由しなくなり、ありとあらゆる娯楽に溢れていて、特に、日本は何事をするにも自由といってもよいでしょう。
その点を考慮すれば、昔に比べて、今の日本人は、はるかに幸せといってもよいでしょう。
しかしながら、「世界幸福度ランキング」2019年版では、日本の幸福度は、以下のように、毎年、順位が下降傾向にあります。
2015年 46位 2016年 53位 2017年 51位 2018年 54位 2019年 58位
このことは、何を意味しているのでしょうか。
以前、幸せについて、私の友人は、次のように、語ってくれました。
「母屋に息子夫婦が住まい、親である自分たち夫婦が離れに住む。これが、理想だ。しかし、息子たちは、住んでくれないだろうな。」
日本人は、物質的、金銭的な面では、十分恵まれたため、「年収が1000万円を超えた。」、「新車を購入した。」、「新しく家を建てた。」という程度のことでは、多くの日本人は、なかなか幸せを実感できなくなってしまったようです。
昨日のブログ「幸せに暮らす」の中で、勝間和代さんは、「もっと仕事より家事に力を入れて、幸せになろう」というと主張をされています。私も、その方向へ舵を切ることが、幸せへの近道だと思います。
ただ、今の時代、忙しい日本人にとっては、そのことを言葉では分かっても、なかなか実践に移すことは、難しいことかもしれません。
物質的に豊かになれば幸せになれるという考えは、昭和の高度成長時代の発想だと思います。
1970年代から、1980年代にかけては、給料はどんどん上がりました。
1970年代から、1980年代にかけては、給料はどんどん上がりました。
そして、高速道路や、新幹線も次から次へと広がって、どんどん便利になりました。
もちろん、便利になることは良いことですが。
もちろん、便利になることは良いことですが。