先日、ご紹介した「チャネリングダイアリー」さんのブログでは、「ヴァイブレーションを高める大切さ」のところで、次の文章が強調されています。
「私たちがするべきは、罪悪感や恥のレイヤーを取り去ること。」
DAY13~アリソン・コーのイベント
このことは、非常に重要なことです。この表現では分かりにくいと思うので、少し補足をさせてください。
上の1文を、次のように、手直しをさせていただきました。
『私たちがしなければならないことは、(3次元的な固定観念からくる)「~してはいけない」「~するのは恥ずかしい」という意識を手放すことです。』
日本人にありがちなことですが、例えば、したいのに遠慮するとか、恥ずかしいのでしたくてもしない、等の意識を、手放すことです。
「罪悪感や恥のレイヤー」とは、「~してはいけない」「~するのは恥ずかしい」という、「制限」と言えるかもしれません。
例えば、バシャールがよく言うように、「こんな時はこんなことを、言ってはいけない。」とか、「これをしたら、誰かに悪いのではないか。」とか、「本当のことを言うと、友人が傷つくのではないか。」というように、直感に従って、正直にふるまうことに、ストップをかけるブレーキになる思い・想念を手放すことだといえます。(もちろん、ケースバイケースですが。)
「人前で自分の意見を言うのは、恥ずかしい。」とか、「部長だった主人が、近くのスーパーでバイトをするのは恥ずかしい。」というような「恥ずかしい」という意識を、私たちは手放す必要があります。
「騙す」、「盗む」等の明らかな悪意というより、自意識による抵抗感・制約のようなものを手放すことです。もっと、正直になるという言い方もできます。
この女性のクライアントは、一人の人間として、既に、罪悪感と恥の意識の大部分を手放していました。
layers というのは、直訳すると「(複数の)層」という意味です。
これは、何層にもなる意識の層を、意味しています。
私が学んだ高橋信次先生は、「人間の意識の中には『想念帯』という部分があり、この『想念帯』が不調和な思いで汚れていると、本来の自分の潜在意識に導通できない。守護霊(ハイヤーセルフ)と交流ができない。」と常々おっしゃっていました。 『想念帯』をきれいにするために、「反省をして、『想念帯』を掃除しなさい。」と、よく言われたものです。 高橋信次先生は、半年に1回、たった1人で、1週間くらいの反省旅行に行くとも、いわれていました。
その昔、インドでお釈迦様が説法をされていたころの話です。 そのころ、お釈迦様の教団に入門するときに、一つの試験のようなものがありました。 それは、1週間の反省です。 反省的な瞑想をすることで、頭の周りに後光(オーラ)が射してくれば、合格するというものでした。
アリソン・コー氏の動画の中で、次のように語られています。 ================================================================== and so she’s talking about this client has shed many of the layers that stop her from holding the light and stop her from raising her vibration
彼女のハイヤーセルフは、このクライアントが、光を保持するのを妨げて、彼女が波動を高めるのを妨げる、意識・想念の大部分を手放していることについて話しています。 ==================================================================
つまり、光を妨げ、バイブレーションを高めるのを妨げる、意識の想念(layers)を手放す、つまり、意識をきれいに浄化する必要が、私たちにはあるのです。
お釈迦様の時代でも、この現代でも、バイブレーションを上げる方法は、変わらないのです。
意識の汚れは、大いなる全て、つまり、お神からの光を妨げて、自らのバイブレーションを下げます。
このことを全く意識していない、現代人の多くは、3次元の世界で、意識のスモッグに覆われて、生活をしています。
松川晃月師は、病気を治してもらいたい等、個人相談にやってくる人たちが、真っ黒な雲のようなものに覆われていることを見ていました。
ただし、本人には、真っ黒だという意識は、全くありません。その話を、晃月師から、よく聞かされました。
もちろん、個人差があるのでしょうが、多くの人は、オーラが出ているのではなく、スモッグを背負っているようなのです。
反省的な瞑想をして、心の中にある『想念帯』の汚れ(スモッグ)を掃除することが、バイブレーションを上げるための方法の一つです。
【補足説明】
『想念帯』とは、その人自身のアカシックレコードのようなものです。
その人が行ったすべての行為が、一つ一つ記録されています。
3次元の立体レコーダーで、行動だけでなく、その時、思ったことも、全て克明に記録されています。
その行為が、良心に反するものであれば、黒い汚れが『想念帯』に残って行くのです。
反省によって、その汚れを取り除くことをするのですが、それは神に詫びるということに尽きます。そして、二度と同じ過ちをしないことです。
私は、二人の師から、次のことを教えていただきました。
高橋信次先生からは、『想念帯』を掃除するための、反省的な瞑想をすることを教えていただきました。
先生は、反省を意識しない、単なる心を空(から)にする瞑想を行うと、悪霊などに、意識に入られる危険性があると、指摘されていました。
反省的な瞑想をして、十分に『想念帯』を掃除してから、本格的な禅定に入りなさいというのがその教えでした。
松川晃月先生からは、祈りについて、教えていただきました。
例えば、次のような祈りの言葉(真言)を、毎日、唱えるのです。
「悪しき祓い(はらい)、助けたまいて、清めたまいて、幸い(さきわい)たまえ。」
「悪しき祓い、助けたまいて、清めたまえ」は、最強の真言(マントラ)だとも、教えていただきました。
この言葉は、一般的な神道の祝詞のようで、神社に書かれているのを、見たことがあります。
毎日、言霊(真言)を何回も何回も唱えることによって、自分自身を浄化するのです。