このブログは、「病気の原因 その2」の続きになります。

松川晃月師 ポートレイト

4、神元への出直しの理由
(1)これ以上地上においていても、これ以上の魂の成長と更正は望めない
(2)十分な成長と更正を達成したので、次の次元に進ませたい
(3)もう少し地上におきたいが、命を運ぶ肉体が耐えられない

《補足説明8》
晃月師は、神元への出直し(肉体的な死)の理由は、上の3つであると、よくおっしゃっていました。
では、上記の(1)、(2)は、何を基準にして、それを判断するかのでしょうか?それは、一言でいうと、次の「大神の願い」ということになります。
(3)は、肉体の限界で、命が持たないということです。

「おかみ」のご意志とは

大神の願いは1つ
神の子が
共に手をとり
はげましあって
神仰世界に生きること
出直しの
罪と穢れを身につけて
神の慈愛を受けるには
ヒトを助けて生きるひとすじ
これ
どのように
聞いているやら

《補足説明9》
上の神諭は、「晃月神諭( 961108 )大神の願いは一つ」のブログを参照してください。

「おかみ」は何をお考えになっておられるかをあれこれいう前にこの神諭をしっかりと聴く必要があります。「おかみ」は願っておられるのです。私たちが手を取りあって励ましあうことを。いつも目には見えぬかもしれないが、神懐にあるということを信じていきなさいと。多くの罪を犯し穢れを受けた状態であっても、神の慈愛を受けて人生を終える方法があります。その方法はしっかりと間違わずに聞きとり実行しなくてはなりません。ヒトを助けるということです。「おかみ」はこのように仰言り、今、神に帰ることこそ栄光であり、再び最初に見るものは仏の光なのだ、そこにみょうらくの世界が広がり魂とそのあり方が清められると仰せなのです。

《補足説明10》
(1) 多くの罪を犯し穢れを受けた状態
多くの魂は、その転生輪廻の過程で、多くの悪いカルマ、原罪を引き受けて生まれてくることを意味してます。

(2) ヒトを助ける
「病気の原因 その2」でも、「おたすけ」という言葉で出てきます。晃月師の代わりに、「お神の取り次ぎ」をすることでした。
この「ヒトを助ける」とは、自分以外の人が困っているときに、支援をすることです。ヒトを自分と同じように、愛するということです。

(3) 今、神に帰ること
これは、現在が神に帰る時、つまり、『アセンション』の時であると、受け取ることができます。
『アセンション』をすることが、栄光であり、再び最初に見るものは仏の光を見ることができるという意味に受け取ることができます。

(4) みょうらくの世界が広がり魂とそのあり方が清められる
みょうらくとは、妙明楽ともいいます。特別に理由がないけれど、妙に楽しい、妙に明るいというのが妙明楽です。
つまり、いつも、お神からの光、エネルギーを受け取っていることが、妙明楽です。
『アセンション』を通して、人間の魂が清められて、妙明楽に導かれるとお神はおっしゃていると思います。

《補足説明11》
次に、説明させていただくことは、「八柱之大神」様という、八つの守護神様が、お嫌いになる「八つのほこり」についてです。
お神のご本願の元に、人間を守護している「八柱之大神」様という存在があります。この八柱之大神様については、「十三神とは?」のブログをご覧ください。

5、八つのほこり
(1)惜しむ心(面足之命
ちょとした心づかい気配りを惜しむな
自分の使った食器をそのままにしておくのも骨惜しみの一つ。嫌なことを人にさせて 自分は楽をする。

《補足説明12》
面足之命様が、お嫌いになるのは、一番に惜しむ心です。

(2)欲しい心(国常立之命
北に向こうて欲しいと言うな
 心もつくさず身も働かずして金銭を欲しがる。何事も「たんのう」の心を治めるのが 肝心である。

《補足説明13》
「北に向こうて」の北は、国常立之命様を指します。つまり、国常立之命様に向かって、欲しいということを言うな、という意味です。
「たんのう」の心とは、足りて納めるのが「足納」(たんのう)の心になります。

(3)憎む心 (惶根之命
憎い息が止まるぜ
自分のために思って言ってくれる人をかえって悪く思ってその人を憎む。嫁・姑の身 内同士の憎みあい

《補足説明14》
「憎い息が止まるぜ」は、相手を憎いと思うと息が止まる苦しみを味わう意味です。惶根之命の別名を、息吹き分けの神といいます。
人の意見を聞けずに逆切れする。嫁と姑のコミュニケーションが取れないための憎み合いに、気をつけなさい。

(4)己可愛い心(雲読之命
東に向こうて可愛いと言うな、可愛いという思いが出入りをたつ。
 わが身さえよければ人はどうでもいい。決して自分では悪いことをしたと思っていな い。むしろ良いことをしたと思っている。

《補足説明15》
「東」とは、雲読之命様の方角。雲読之命様に向かって、可愛いという思いを持つと、物の出入り(出はいり、循環)が滞ります。
自分さえよければ、後はどうでもよい。悪いことをしていると思っていない。

(5)うらむ心 (国狭土之命
うらやむ つなぎがなくなるぜ
 わが顔つぶれたと人をうらみ、わが望み妨げたとして人をうらむ。

《補足説明16》
羨ましいと思う心は、人との繋がりを失うことになります。
自分の顔がつぶれたといって、人を恨み、自分のしたいことを妨害したといって、相手を恨むようなことをしてはいけない。

(6)腹立ちの心(月読之命
腹立ちやめよ屋台がこわれるぜ
腹立ちはきままから、おのが理を立て人の理が入らんから腹が立つ。

《補足説明17》
腹を立てると、屋台骨が倒れてしまう。
腹を立てるのは、自分勝手から。自分の理屈だけをいって、人がいう理屈が聞けないから腹が立つ。

(7)己可愛い欲の心(大食天之命
欲一切はこうしなくてはならないとおもい切るものも切れず
人より多く身につけたい取れるだけ取りたい。

《補足説明18》
欲の全ては、こうしなければならないという思いを、捨てることができないから。
人より多くほしい、取れるだけ取りたいという心がいけない。

(8)高慢な心 (大戸辺之命
西に向こうてごうまんは育てを切る
力もないのに自ぼれ、高ぶり、富や地位をかさにきて人を見下し踏みつける、人の欠 点あらをさがす。

《補足説明19》
西とは、大戸辺之命様の方角。
大戸辺之命様に対して、高慢の心を持つと、己の成長が止まる。
本当は力がないのに、うぬぼれて、心を高ぶらせる。
お金や地位があるから、人を見下して、踏みつけるようなことをする。
人の欠点や、アラばかりを捜したがる。
このような心ではいけない。

《補足説明20》
八つのほこりについてのご説明は、以上となります。
『ユニバーサル アプローチ <普遍的な手法>』の基本的な考え方は、十三神の神々様のご意思に反する(お嫌いになる)ことを行うことによって、人間は病気になる(警告をも受ける)という考え方です。
病気の症状から見て、どの八柱之大神様の理合に反しているか、つまり、どのような過ちをしているかを知り、反省をして、行い修正することで、病気を治そうというアプローチです。

現在、病気を患っている方は、一度、上記の観点から、ご自分の過ちをチェックされてみてはいかがでしょうか?

 

先日、「罪悪感と恥」のブログの中で、次のような一文を書きました。

『私たちがしなければならないことは、(3次元的な固定観念からくる)「~してはいけない」「~するのは恥ずかしい」という意識を手放すことです。』
これは、5次元へ「アセンション」するために、最低限、満たさなければならない条件です。
この「ユニバーサル アプローチ」は、単に病気を治すだけでなく、自分を更に高い段階に導くことができます。
5次元より更に上の次元、6次元以降の次元へ「アセンション」するためのアプローチでもあります。ご参考にしていただけると幸いです。

 

最後に、「病気の原因」、「病気の原因 その2」も、ご参考にして下さい。