先日、ある友人にこのハッピーネットのURLを、お送りしました。すると、トップページに「大天使ミカエル」のブログがあったせいでしょうか、早速、反応がありました。

信次先生の憩いのひととき 奥志賀高原で

「お~ GLAの会員なんですね。私は会員ではないですが、高橋先生の講演に参加したことがあります。」と返信が来ました。よく聞くと、佳子先生のご講演でした。これまで、度々、信次先生について、ブログで書かせていただきましたが、そもそも、信次先生の人となり、お人柄については、あまり知られていないようです。(注、私はGLAを退会しています。)

高橋信次先生」というブログで、先生との出会いについて、書かせていただき、その後「仏国土・ユートピア」、「七人の大天使の言葉」、「サタンからの通信」などのブログで、先生の預言ともいうべき、驚くべき様々なメッセージをご紹介させていただきました。

しかしながら、これらのブログでは、「メシアなんて近寄りがたい。」とか、「厳しい預言者じゃあないの。」というイメージになりかねず、持ち前の生まれながらの先生の温かさ、ご講演では冗談も交える気さくなお人柄が、伝わってこないのではと思いました。
確かに厳しい一面をお持ちでしたが、本当に親しみやすい、慈愛に満ちた先生でいらっしゃったことを、ご紹介させてください。

上の写真は、信次先生が亡くなられた年のGLA誌1976年9月号に掲載されています。その写真の横に、次のような先生を送る言葉が添えられていました。先生のお姿が目に浮かぶようです。

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「自己の心を確立することだよ」そうよくおっしゃった先生は その言葉通り ご自分でも忙しい生活のなかで暇をつくられては なん人かの方を連れて修行に出られた
 ときには雲水の姿に身をやつして テクテク歩かれることもあった「私は過去世の方にくらべると 今生で心をちいさくしたところもあるから反省しなければ」
 そういわれて出かけられるお姿を拝見したとき 偉大な先生でさえと私たちは わが身のいたらなさを恥じたものだった
 先生の笑顔はほんとうに すばらしかった それは慈顔というか 形容しがたいものだった どんな人に対してもいささかの変りもなく ニッコリ笑いかけられるとき 誰もが先生のかぎりない大きな愛を感じた
 慈悲と愛 よくお説きになった神の心 宇宙の心は そのまま先生のお心ではなかったか だれしもが ほんとうにもう一度先生にお会いしたいと思うにちがいない
 先生にお目にかかりたかったら 法に生きる人間であること そのとき先生は 私たちの心なかに すばらしい笑顔をお見せになるだろう
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「自己の心を確立することだよ」という言葉からは、人は反省によって、常に自己の確立を目指していかなければいけない。私は自己を確立するため、修行(反省旅行)に行くけれど、あなたもしっかりしてね!という、先生の思いが伝わってきます。

「私は過去世の方にくらべると 今生で心をちいさくしたところもあるから反省しなければ」というお言葉には、頭が下がりました。
そして、「高橋信次先生」というブログに書いたことですが、「悟った状態とは?」という、私の生意気な質問に、先生は丁寧にお答えくださり、「君は、随分、心を小さくしてしまったね。...」とおっしゃっられたことを、今、思い出しました。びっくりというか、嬉しいですね。

そのころの先生のエピソードがあります。ある若い男性会員が、「霊道が開いた!」というようなことをいったようなのですが、信次先生は、「そんなの10%だよ。」と、一言でバッサリでした。(つまり、10%とは、表面意識のことで、潜在意識(守護霊)ではないの意味。)
先生の口調が面白くて、思わず大笑いをしてしまいました。当人には、悪いのですが。

先生がお亡くなりになった後、GLAの会員たちは、どれほど先生に、再びお会いしたいと思ったことでしょうか。
法に生きる人間であれば、いつでも心の中で、すばらしい笑顔をお見せになるだろう。
あれから40年以上経った、現在、どれだけの人たちが、心の中で信次先生の素晴らしい笑顔を見ているのか、少し気になるところではありますが。