丁度、年末年始のお休みで、息子が年始のあいさつに来てくれました。
彼は高校時代は陸上部でした。
フィニッシュ

フィニッシュ(息子ではないです)

「チャンネルかえていい?」といって、TVを箱根駅伝に切り替えました。

サナンダ~真実があなたを解放する~」というブログに登場する「人間ドラマ」という言葉を思い出しました。
サナンダさんがいう「人間ドラマ」とは、自分のエゴと、恐れが引き起こす自身のドラマという意味です。

その「人間ドラマ」について、それをうまく表現している神諭をここに、ご紹介させてください。

人心(じんしん)と
神心(しんしん)と
言うて違うのは、
どこにあるかを
思案しなさい。
人心は
いつまでいてもけものみち。
願(ねがい)と
我身思案で
続く苦しみ。
(961026)

この神諭の中の「人心」という言葉がそうです。

人心は いつまでいてもけものみち。
願と 我身思案で 続く苦しみ。
(注、けものみちとは、けものが通る、整備されていない山道。)

今年(2019年)の箱根駅伝は、東海大学が総合優勝、常勝王者の青山学院大学は、2位でした。

負ければ、来年の雪辱(優勝)を目指します。勝てば勝ったで、来年の優勝を目指します。
いつまでも、勝ちたいという願いと、思案から抜け出すことができません。

これこそ、「人間ドラマ」の良い例です。
それがいいのだ。これこそ、人間だと思う方は、「人間ドラマ」を選択する人かもしれませんね。

人心の願いと思案の輪廻から離脱することが、「神心」であり、「人間ドラマを手放す」ことです。

父なる神のお言葉ではないですが、人間は、この「人間ドラマ」を手放すことは、「臆病な人には無理です。」といわれています。

息子に、このハッピーネット・サイトを見てもらうことにしました。

最初は、「まあいいよ。」と断られたのですが、このサイトを立ち上げてから、これまでずっと、右肩上がりにアクセス数が伸びているのを見せると、興味を持ってくれました。

昨年2018年、一番アクセス数が多かったのが、「二極化する世界」というブログでした。

「二極化する世界で貴方はどちらを選択しますか?」という問いに対して、彼の意見を聞いてみました。

「悲しみと困難な世界」とは、サナンダさんがいう3次元の「人間ドラマ」の世界です。
「ハッピーで穏やかな世界」とは、「人間ドラマ」を手放した先の世界です。

この「二極化する世界」のユーチューブ動画を見ると、多くの人は、「ハッピーで穏やかな世界」を選択したいと思うかもしれません。

一方、箱根駅伝に熱中した人は、来年の「人間ドラマ」に、今から想いを馳せる人も多いと思います。

どちらが、本当の自分なのでしょうか?

「悲しみと困難な世界」は、3次元を表しており、「ハッピーで穏やかな世界」は、5次元の世界を表していると説明されています。

これから、人類は、イベントの後、一旦、4次元密度の世界に行って、そこから、さらに5次元に向かう人たちと、3次元に向う人たちに分かれていく、そんなシナリオが、「二極化する世界」です。

「Sくんは、どちらに行きたい?」と聞いてみました。

「分からない。」と答えます。

当然、5次元と答えるのかなと、思っていたのですが、分からないという答えは、意外でした。

「何故?」と聞いてみると、

「何もしなくても、生きていける社会になると、人間は努力しなくなるのでは。」

といいます。

「人間は、元々、向上心があるから、大丈夫。」というと、

「でも、それでも、努力をするか、しなくなるか、分からないのでは?
 4次元、5次元の世界を知らないから、どちらがいいかわからない。」というのが、理由でした。

確かに、これからいろいろ経験すべき人生が待っている、30代前半の若者にしてみれば、努力のし甲斐がある3次元に魅力を感じるのも分かります。やはり、どちらが正しいかという問題ではないのです。

私のように、仕事をすべてリタイアして、年金生活に入っている人間は、「ハッピーで穏やかな世界」を選びます。

それでも、彼は「どちらがいいのか?考えてみる」といいました。

「まだ、すぐに決めなければならない話ではないので、よく考えてみたらいい。」といって、彼の選択に任せることにしました。

そして、ヒラリー・クリントンが投獄されている画像を見せて、「2019年は、例えば、ヒラリーのような有名人が投獄される年になるかもしれない。」という話をしました。

察しのいい彼は、「ゴーンがその手始めってこと?」と聞いてきました。

「その通り。もし、そういうことが起きたら、お父さんが言っていたことを、思い出してくれたらいいよ。」と答えました。

「人間ドラマ」に惹かれる人たちも、今年(2019年)、多くのスキャンダルが起きて、醜い有名人の姿が暴露されると、気が変わるのかもしれません。
私たちは、「悲しみと困難な世界」、つまり、「人間ドラマ」か、「ハッピーで穏やかな世界」か、どちらを選ぶか?という問いに、老若男女にかかわらず、心に問い続けて行くことになりそうです。