久しぶりのメール

松川晃月師のポートレート スピリチュアル
今年の1月に、このサイトにお問い合わせをいただいたNさんから、久しぶりに、メールをいただきました。
松川晃月師のポートレート

松川晃月師のポートレート

以下が、そのメールの内容です。
ご本人から、以前に、メールについて、ブログで取り上げてもらってよいという了解をいただいていますので、公開させていただきます。
 
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お久しぶりです
「己心の魔」「年祀之儀」読ませていただきました。 内容がタイムリーなものでした。 年甲斐も無く母と親子喧嘩をよくしてしまいます。母の小さな不条理や不注意の繰り返しに私の怒りのコントロールが効かなくなっているのを自覚できてます。 自分に関わるあらゆる全ては自分が選択した結果(縁)だと理解していても、感情に負けてしまうのが辛い所です。改めて真剣に心のテコ入れが必要と感じています。
明日は亡き父の法事でして、今の自分の行いがご先祖様にも影響する可能性があることを知って、反省の気持ちも込めたいと思います。 特に指導霊の方々は付き添う人の成長によって霊格向上の度合いも差が出るのでしょうね。
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上のメールに対する私の返事が、以下になります。
 
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こんばんは、黒川です。
ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。
> 内容がタイムリーなものでした。
なにがしかのお役に立てているようで、嬉しいです。
> 年甲斐も無く母と親子喧嘩をよくしてしまいます。
私も、母が生きているときに、よくケンカをしました。 原因は、私から見て、母があまりに我がままだと思えたからです。
「母の小さな不条理や不注意」は、大目に見てあげましょう。
今から思うと、母にもっと料理を作ってあげたかったとか、生きていてくれたらなあ、と思うこともあります。
「感情に負けてしまうのが辛い所です。改めて真剣に心のテコ入れが必要と感じています。」とのことですが、良いことです。 私からアドバイスをするならば、晃月先生に教えていただいた「簡略の礼」でもよいので、毎日、祈りを欠かさないことだと思います。
自分の心の中の神に、詫びるようなつもりで、毎日祈ってください。
では、頑張ってください。 ↑===============================================↑
 
「年甲斐も無く母と親子喧嘩をよくしてしまいます。」という言葉に、私自身も、よく母と喧嘩をしていたので、とても共感できます。
スピリチュアルや、宗教を知ると、どうしても、感情的になって、喧嘩をすることは、良くないという思いや、恐れに駆られます。
そこで、自分を責めてしまい、自己嫌悪の悪循環に陥ってしまうことがあります。
 
そういう自分をあまり責めないことだと思います。
完全を求めるとそうなります。
また、喧嘩をやっちゃったなあ、今度は、もう少しうまく対応しようくらいでもいいと思います。
 
私は、母に対して、かなり厳しかったかもしれません。昔は、母も、私に厳しかったです。
親が子供を思う思いも、子供が親を思う思いも、同じだと思います。
 
母が入院している病院で、医師や看護師の人たちと、治療方針の打ち合わせがありました。その会議の中で、私は、「母はあまりに我がままだ。」といいました。すると、弟が、「そこまで言うか。」といったのですが、「一番近い身内だから、ハッキリ言わないといけない。病院の人たちは、そう思っていても、言えないと思うので、身内の自分が代わりにいわないと。」と答えました。
 
その我儘だった母も、亡くなる直前には、周りの人たちに、「ありがとう、ありがとう」といって、この世を去っていきました。見事な大往生を遂げました。
 
肉親であると、どうしても、感情的になってしまいます。 特に親子は、昔からの恨みつらみが、心に溜まっていたりするため、ついつい、感情的になり、怒りとなって反応してしまいます。
一番良いのは、生まれてからこれまでの一生を内観して、しっかり反省する方法です。 忙しい方には、難しいかもしれませんが、GWなどのまとまった休みを工夫すれば、良いと思います。 昔のGLAでは、反省研修、あるいは、内観研修と呼んでいました。
これは、現在でも、GLA関西本部で、実施されているようです。 毎日、朝から夜まで、自分を見つめる反省瞑想を、一週間、缶詰めになって、行うのです。
正しいやり方で反省をすると、心の曇りがかなり取れるので、心が随分軽くなります。 一週間の集中的な反省を終えた後も、毎日、一日一回は、軽い反省を続けることで、より効果が上がります。 ただ、反省をしすぎて、自分を責めてしまう場合があるので、注意が必要です。
反省研修を行うだけの時間が取れない方にhあ、私はお祈りをお薦めいたします。 私は、晃月師に教えていただいた祈りの言葉、(真言、マントラ)で祈るのですが、祈りの言葉は、人それぞれで、神に届く言葉なら、何でも構わないと思います。
真剣な祈りで、心から神に詫びて、神にひれ伏し、無条件で降伏するのです。 こういう祈りは、人間を素直にします。 しかし、「自分は神に祈っているから、正しい、大丈夫だ。」と思うようになると、一種の高慢・増上慢になるので、注意が必要です。
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