3日間(9/21-23)の合同合宿の中で、反省や、反省瞑想について、自分の体験をシェアする時間が、設けられていました。ある方は、ご自分が「本当に、守護・指導霊と、交流ができているのだろうか?」という、質問をされました。
GLA関西本部の壇上

GLA関西本部の壇上

これは、とても良い質問です。
 
GLA関西本部で行っている反省の第一の目的は、心の曇りを除いて、曇りが無くなっていくことで、守護・指導霊との交流がスムーズにできるようになることです。
 
一般的に、人生経験が少ない子供の方が、心が汚れていないため、守護・指導霊とつながりやすいといえます。
幼い子供の中には、生れてくる前の記憶を覚えている子もいます。
 
このような子供たちは、自分の守護・指導霊と、ツウツウに通じているといえます。
 
最近、前世の記憶を持ったままの子供たちの本であったり、ユーチューブ動画をよく見かけます。
その守護霊が、神様であったり、宇宙人であったり、様々です。
このことから、地球人の前世が必ずしも、日本人や、地球人であるとは、限らないといえます。
 
人生経験を積んだ大人は、物質界の一般常識や、固定観念が障害となり、守護・指導霊と交流が難しいということが、一般的にいえます。

このような大人は、過去世や、宇宙人の存在に否定的になりがちです。
ただ、信じる信じないに関わらず、誰もが、守護・指導霊に守られていることを、知るべきでしょう。

否定的になることが、必ずしも、悪いことであるとはいえません。
人によっては、自分の守護霊を、狐や龍であるといわれて、信じてしまう場合もあるからです。
また、コックリさんに夢中になって、意識を持って行かれてしまうことも問題です。
 
正しく、守護・指導霊とつながることが、重要なことなのです。
しかし、それは、誰でもできることではありますが、言うは易く、行うは難しという面があります。
 
もし、本当に、守護・指導霊のご加護を受けたいのであれば、高橋信次先生の説かれたように、正法、八正道という正しい物差しで、真剣に、ご自分のこれまでの過去反省をして、心の曇りを一つ一つ取り除いていくのが正しい方法です。その方法が反省瞑想であり、集中内観です。
 
本当に、守護・指導霊と、交流ができているのだろうか?」という質問をされた方は、GLA関西本部で、長い間、正法を勉強されてこられた方です。
なので、守護・指導霊とつながっておられないことはありません。
 
しかし、その方が、質問されたかったことは、守護・指導霊との交流が、「声」として対話ができていないので、本当に交流しているのか確かめたい、ということだったようです。

守護・指導霊の「声」が、「声」として聞こえないと、交流が出来ていないということではありません。
ある方が、北陸内観研修所で、集中内観を行われた時のことです。
心の中で、不思議な声を聞かれたのです。
その声は、関西弁で、「自分に聞けば、何でも分かるで。だから、内観などしなくてもええ。」というようなことを、言ってきたそうです。
それで、彼は、「お前は誰だ?」とその声に訊いたそうです。
すると、その声は、「魔や。コシンの魔や」といいます。彼が言うには、どういうわけか、関西弁なのです。
彼は、それを「魔」であると見抜いて、その声を無視することにしました。
その時、「コシンの魔」という言葉がわからなかったので、後で調べたら、「己心の魔」という魔でした。
彼の体験は、作り話のようにおもわれるかもしれませんが、実際にあったお話です。
「『己心の魔』は、心に潜む、その人のネガティブなエネルギーです。」と、「己心の魔」というブログで、書かせていただきました。
守護・指導霊の導きは、必ずしも、「声」によるものではありません。
「声」というより、インスピレーション(直感)、あるいは、イメージによって、交流が行われます。
返って、「声」として聞こえる場合は、「魔ではないか?」と疑ってかかる方が正解です。
肉体の耳で聞こえる「声」によって、守護・指導霊と交流しない方が、むしろ健全であると言えるのです。