先日、デザイン会社のSさんと、ランチをしていた時に、潜在意識の開き方について、話が出ました。
「潜在意識の開き方はありますよ。」
というと、彼は、
「えー、ぜひ知りたい。」
とおっしゃいます。私は、次のようなことを、説明させていただきました。
心の仕組み

心の仕組み 「心の指針」高橋信次 著 より

「それなら、内観をすればいいです。
 潜在意識を開きたければ、潜在意識と表面意識の間にある『想念帯』をきれいにすればいいのです。
 『想念帯』には、人間が生まれてから、思ったこと、語ったこと、行ったこと、すべてが、記録されているビデオレコーダーのようなものです。
 ここに、ネガティブな事柄(怒り、妬み、愚痴、貪欲、など)が、記録されていると、それが、表面意識と潜在意識の間の曇り(神からのエネルギーに対する抵抗)になって、表面意識は潜在意識にアクセスできないことになります。
 この想念帯の曇りを取り除いてやれば良いのです。
 想念帯を浄化する上で、一番、手っ取り早い方法が、内観と反省です。
 このハッピーネットのブログには、内観について書いたブログがたくさんありますよ。」
 ※ 「内観と反省」のブログを参照のこと。
 
彼は、「内観のブログを、読んでみる。」とおっしゃいました。
 
その後、私は、次のようなメールを、彼にお送りしました。
 
Sさん
おはようございます。黒川です。
先日、ランチをしたときに、「内観」が潜在意識を開く、手っ取り早い方法であるとお話ししました。
以下のページに、「内観」について書いたブログの記事へのリンクが表示されます。
ご参考にしてください。
「内観」をすれば、必ず、潜在意識が開けるというわけではないです。
想念帯を浄化すると、仕事や生活をしていく上で、直感が働くようになり、人生が良い方向に変化していくと思います。
ご参考にしてください。
よろしくお願いいたします。
 
以上。
 
「内観」の他に、高橋信次先生から教えていただいた、「反省」という方法があります。
 
本当は、反省をお薦めしたいところなのですが、高橋信次先生が説かれた「正法」、「八正道」を理解することが前提条件になり、内観より、ハードルが高いので、まずは、内観をお薦めしました。
 
また、「正法」、「八正道」という言葉を使うと、何か怪しげな新興宗教と誤解されるおそれがあるので、どちらかというと、無難な内観がお薦めです。
 
注意事項として、潜在意識(霊道)を開くという目的で、内観、反省に取り組むのは、あまりお勧めできないです。
内観、反省をしているうちに、結果として、表面意識が潜在意識に導通するようになり、直感が鋭くなり、インスピレーションが湧いてくるというのが本筋です。
その結果、仕事や日常生活の質が、向上します。
 
ただし、誰もが、過去世の言葉を話せるようになったり、霊視が効くようになるということではありません。
過去世の言葉を語ったり、霊視・霊聴が働く人は、そうした使命・役割を持って生まれてきた人です。
その人の今生の生活に必要がなければ、霊能は与えられません。
 
それを目的として、内観、反省をすると、我・エゴがあるため、邪や魔に入られる危険があります。
霊的な力を得て、個人セッションを、お金を取って行うことも、お勧めできません。
その方が、特別な使命を持っている場合、そして、無私の心で行うのであれば、許されるかもしれませんが。
 
いずれにせよ、内観にせよ、反省にせよ、自分自身の霊的な成長のために行うものです。
内観には、日常内観といって、日常生活の中に内観を取り入れた生活を、薦めています。
正法にそった反省は、正法を日常生活の上で、実践することが求められます。
 
内観も、反省も、頭で考えるだけではなく、日常的な実践が不可欠です。
智慧と、勇気と、工夫が求められます。
地道な努力を積み重ねることによって、心(想念帯)が浄化され、潜在意識との交流が進むということをお伝えいたします。