先日(1/16)、このブログで「日本刀」について、お話をさせていただきました。本日は、日本刀に関連して、趣味の居合について、お話させていただきます。
先日(1/12)、GLA関西本部の本部集会に参加した時のことです。
名古屋支部長と、東大阪に向かう道すがら、日本刀の話の後で、居合のことが話題になりました。
5, 6年ほど前、知り合いの紹介で、名古屋市内の居合道場に、通い始めました。
しかしながら、技の教え方が曖昧で、納得がいかないところがあり、本物の居合の師匠を、ネットで探すことにしました。
2017年12月、ある居合術の動画を見て、この人だと思い、その師匠に、入門したいと思いました。
その師匠に弟子入りするときの経緯は、思いのほか、スムーズでした。
彼は、関東地区と、開催地区のみに、教室を持っておられました。名古屋市内の弟子というのは、わずか一人でした。
あるスポーツセンターで、居合仲間と稽古をしていた時に、そのたった一人の弟子の方に、偶然お会いすることができました。
その方の技前が、〇〇先生の技によく似ているので、ひょっとしたら、お弟子さんかともしれないと思い、思い切って、声をかけてみました。
「〇〇先生のお弟子さんですか?」
と、たずねると、彼はとても驚いたようすでした。
やはり、〇〇先生のお弟子さんでした。びっくりして、次のように、質問をしました。
「〇〇先生に入門したいんですけれど、どうすればいいですか?」
すると、彼は、
「〇〇先生は、立派な方だから、きちんと手紙を書けば、普通に入門を許してくれると思いますよ。」
と、話してくれました。
早速、入門願いの手紙を出したところ、
「名古屋にお住まいなら、関西の教室に、見学に来なさい。」
というお返事をいただきました。
稽古見学のために、兵庫県の体育館に、稽古着を持参して、参加したところ、
「稽古着があるのなら、今日から、入門して、稽古に参加したらよいのでは?」
と、先生に言われて、あっという間に、弟子入りが叶ってしまいました。
〇〇先生の動画を発見して、僅かひと月後の2018年の1月に、入門させていただくことになりました。
話は戻りますが、名古屋支部長さんと、日本刀のことや、武術の話をしていた時、彼は、次のようにおっしゃいました。
「ネットでいろいろ見ていて、本物の武術家だと思ったのは、〇〇という方だ。」
実は、その〇〇先生が、まさに、自分の居合の師匠だったので、これにも驚きました。
〇〇先生の教室に通うには、大阪までの新幹線代など、交通費が掛かりすぎます。リタイアした現在は、関西の稽古会を、お休みしています。ただし、一人稽古は、続けています。
その代わり、近所で、本物の武術を教えてくれる良い先生はいないものかと、丁度、思っていたところでした。
支部長さんと、居合の話をするまでは、武術が趣味とは、全く、知りませんでした。
話を伺っているうちに、「これは本物だ。達人の域に達している。」と、思いました。
ご本人は、謙虚に、「私は、達人ではない。」と、おっしゃいましたが。
私は、まだまだ初心なので、技のコツを教えていただこうと思い、武術の基本となる体の捌きについて、いろいろ質問させていただきました。
すると、彼から、技を教えていただくことになり、何と、GLA関西本部の4階の講堂の絨毯の上で、座構えや、体の捌き方の手本を、見せていただきました。