昨日(R4/4/19)、顧問をしている会社の会議に出席するため、外出しました。

 

ミーナちゃんの写真

 

家を出る時は、いつも猫のミーナちゃんに、「お利口でお留守番するんだよ。お利口だにゃー。」と言って、出かけることにしています。

本日(R4/4/20)、「日本はネオ〇〇か?」と題して、ブログを書きました。

さて、昨日、地下鉄の本山駅で下車して、外に出たところ、丁度、日本共産党が、反ロシアの街宣活動をしているところでした。

 

日本共産党の街宣活動

 

一昨日(R4/4/18)の夜の石川新一郎さん動画「【第192回ライブ】すべてぶっ飛んでる話‼️」で、NHK が、4月10日の正午のニュースで、‘字幕’に意図的な改変があったという話を知りました。

 

NHKのテロップの改変

 

そして、ネットで、次の記事を見つけました。

NHKがウクライナ避難民インタビューで「字幕改変」か 大学教授が指摘

以下、引用です。

 

戦禍を逃れ、日本へと避難してきたウクライナ人女性が、神妙な顔つきで心境を吐露する。

「今は大変だけど平和になるように祈っている」

 画面下の字幕にはそう記されている。4月10日、NHKの正午のニュースで、ウクライナのザポリージャから来日した女性が取り上げられた。祖国を憂い、平和を祈るウクライナ人女性のインタビューに映るが、発言内容に疑問の声を上げるのは、ロシアやウクライナ情勢に詳しい青山学院大学名誉教授の袴田茂樹氏だ。

「今は大変だけど平和になるように祈っている」

「実際にニュースを見ていて、強い違和感を持ちました。映像中の女性の言葉は、南方アクセントのロシア語とウクライナ語のミックスで、直訳すると『私たちの勝利を願います。勝利を。ウクライナに栄光あれ』と話しています。戦争に勝つことを願う主旨の発言で、平和云々は語っていない。NHKの字幕は意訳ではなく戦闘を悪とする平和主義の意図的な改変だと感じました」

 NHKに聞くと「インタビューは、当日取材現場にいた、日本語が分かるウクライナの方にご協力をいただき行ないました。引き続き、発言の内容が的確に伝わるよう努めてまいります」(広報局)とのことだった。前出の袴田氏が語る。

「ロシアの侵攻もウクライナの反撃も戦争は等しく悪だというスタンスなのかもしれませんが、どんな背景があるにせよ女性の発言内容を変えて良い理由にはならない。特に今は情報が錯綜しており、メディアにはロシア情勢を正確に伝えてほしいと願っています」

 公共放送のNHKは、先頭に立ってその役割を果たすべきだ。

※週刊ポスト2022年4月29日号

 

以上が、Webのニュースからの引用です。

このニュースが、4月29日号の週刊ポストに掲載されていると思って、早速、週刊ポストを購入したのですが、青山学院大学名誉教授の袴田茂樹氏の発言は、次のような、全く別の話にすり替わっていました。

 

週刊ポストの記事

 

「・・・実際にロシア国内でも、国家統制のテレビに信頼を置いている中高年世代と、インターネットやSNSを通じて西側メディアの情報に触れる若い世代との間でかなり意見が分かれており、家族関係が崩壊するといった事態が多く生じています」

このWebサイトの記事と、雑誌の記事の‘乖離’(かいり)も、捏造なのでしょうか?

NHK のニュースの意図的な捏造もそうですが、ネットで発信したニュースを、雑誌を発行する時に、別の内容に差し替えてしまうというのは、異常というしかないと思います。

そのような日本について、ロシア外務省のザハロワ公式報道官は、次のようにコメントしました。

 

ロシアのザハロフ公式報道官

 

露外務省のザハロフ公式報道官は、日本の公安調査庁がウクライナの「アゾフ大隊」をネオナチ組織(「国際テロ組織要覧」)から削除したことに言及し、「(この決定で)遺憾ながら日本は国家としてロシア嫌悪の列に並んだわけだ。しかも日本はこれにより、アジアの中で(ロシア嫌悪の)一列目に立った」と明言。声明はTV「ロシア24」放送で表された。

 

ごく最近まで、日本の公安調査庁は、この「アゾフ大隊」‘ネオナチ組織’としていました。

ブログ「シェルター」(投稿日 : 2022年3月21日)で引用した産経新聞の記事には、次のように記載されていました。

露軍爆撃の劇場から130人救出 なお多数生き埋めか マリウポリ攻防続く 停戦交渉、楽観論遠のく

このホームページには、次の記載があります。

 

日本の公安調査庁はアゾフ大隊を「ネオナチ組織」と認定している。

 

また、日本政府は、4月8日、駐日ロシア大使館の外交官と、ロシア通商代表部職員の国外退去を要請しました。

駐日ロシア大使館の外交官及びロシア通商代表部職員の国外退去要請 (外務省の公式サイト)

この日本政府のロシア外交官の国外退去要請は、宣戦布告一歩手前の行為です。

ゼレンスキー大統領の日本の国会に向けた、3月23日の「テレビ演説」では、全政党の国会議員がスタンディングオベーションで、拍手をしました。

今の日本は、自民党から共産党にいたるまで、全政党が、ロシアを非難しています。

そして、マスコミは、NHK を先頭に、意図的に反ロシア感情を煽っています。

 

日本は、一体いつから、日露戦争当時の反ロシアに戻ったのでしょうか。

日本政府、全ての政党、全ての報道機関が、一致団結して、反ロシアを叫ぶ姿は、あたかも戦前の大政翼賛会のようです。

そして、政府と報道機関が結束して、真実を曲げて報道するのは、まるで戦時中の大本営発表といえましょう。

日本こそ、戦前の全体主義、ファシズムに陥っているのではないでしょうか?

この状況では、「日本はネオナチだ!」と認定されても、反論できません。

それでも、戦前の日本には、アジア・アフリカの植民地解放という大義がありましたが、今の日本に、一体全体、どのような大義があるというのでしょうか?   (黒川 記)

 

【お知らせ】

今日(R4/4/20)から、長野県の阿智村の別荘に、行ってきます。

このブログを、お休みする場合がありますので、悪しからず、ご了承ください。

以上、です。