昨日(R5/5/4)から、治部坂の別荘に来ています。
GW の連休ということで、自分が会社を経営していた時の元社員で、ネパール人の方が、彼のお母様(御年80歳)とネパール人の友人を連れて、別荘を訪問してくれました。
昨日の午前11時ころに、名古屋の自宅に来てもらい、別荘に向かいました。
別荘に向かう途中で、車を降りて一休みした時、お母様が周りの森を見て、ネパール語で「自分の住んでいる、ネパールの風景にそっくりだ。」と、おっしゃいました。
別荘に到着した時も、森が繁っている別荘地に、別荘が何軒も点在しているのを見て、「こんな森なのに、たくさん家があるなんて。」と、感心されていました。
私は、一行を、別荘でとても景色が良い‘山の背’という場所に、お連れしました。
その場所から、山の上に、ドコモの無線基地局の高いアンテナが見えるのですが、お母様は、「そこまで、行きたい。」とおっしゃるので、午後4時だったのですが、蛇峠山遊歩道を登って、ミニ登山をすることになりました。
山道は、クマザサに覆われており、ところどころに、綺麗なツツジが咲いていました。
彼女は、とても健脚でどんどん山道を、登っていかれます。
無線基地局の前に到着しました。
そして、下山をして、山のふもとの駐車場に降りてきたときには、午後5時を過ぎていました。
さすがに、お疲れになったのか、別荘に着いて、しばらく家の中で横たわっておられました。
晩ご飯は、焼き肉を行なうことになり、元社員が、肉や、野菜や、魚を、薪ストーブと練炭で、手際よく焼いてくれました。
その時、スーパーで購入した、養殖のアユを、調理したのですが、お母様は、「魚を食べたのは、10年ぶりだ。日本の魚は、美味しい。」と、おっしゃいました。
ネパールでは、意外と魚は食べないことを知りました。
そして、ヒンズー教徒は、宗教的理由で、牛肉を一切口にしません。
羊を、ウールを取るために飼っていて、マトン(羊肉)はよく食べるそうです。
お母様は、マトンの焼き肉を口にしたときに、「(日本に来てから、)一番おいしい。」とおっしゃいました。
その夜、別荘の外に出て行かれて、「空気が澄んでいて、空気が美味しい。」とおっしゃいました。
そして、今日の朝(R5/5/5)、昼神温泉の中に、無料で足湯ができる旅館があり、そこまで車で出掛けました。
ネパールでは、日本のような浴場はなく、裸になって、体をお湯につける入浴の習慣は、無いとのことでした。
これは、お母様にとっての初の’温泉体験’となりました。
一行と、30分ほど、足湯を堪能して、別荘に戻りました。
元社員が、「名古屋の家に帰ろう。」とおっしゃったとき、お母様は、まるで子供のように、「帰りたくない。」とおっしゃいました。
たったの一晩でしたが、よほど別荘での生活が、気に入られたようです。
帰り際、私の方に、何度も手を振られて、名残惜しそうにされていました。
元社員のお母様に、この治部坂高原の別荘を、これほど気に入っていただけるとは、全く思っていなかったので、正直、びっくりしました。
彼女が、正直に、おっしゃったことは、名古屋という都会にはない、標高が高い阿智村の’田舎の良さ’でした。
今更ながらに、この別荘の良さを実感することができました。 (黒川 記)
このライブの中で、石川新一郎さんは、次のようにおっしゃいました。
「EBS開始日の怪しい日をお伝えします。
それは、5月14日(日)です。
何故なら、この日はある記念日なのです。
(また、石川さん!『狼少年、嘘つき、詐欺師』などと言われますよ。)」
以上、です。