※ 晃月神諭には、世界の終末を暗示しているものがあります。例えば、次の神諭です。
人々の
せん日それは神々の
一日なりときかせても
それもわからず
あれこれと
子らのなすまま
思うまま
火水風でしらせても
おおもとしかとうけとめる
神の子
くるしむばかりなり
おおもとと
天の理しかと
おさめよと
神々
人に祈るあり
人々神の心をば
うけとめ生きる
ことなくば
やがて大神親神は
世界一度にたてかえて
厳しく
育てなおす
ほかになし
人の心は
みぎひだり
神ふところか
神もとか
子らの成人
じっと
今まつ
(971126)
※ この神諭は、とても難解です。
【解釈】
人々が千日(長い期間)悩んで、あれこれ努力しても、解決しないことでも、お神が働けば、一日で(すぐに)解決してしまうと聞かせても、多くの人はそれを理解できない。
人々は、お神の想いも知ることなく、思い思いに、勝手気ままな行動をとっている。
火 … 地震による火災、火山の噴火。
水 … 地震による津波、台風・豪雨などによる水害。
風 … 台風、竜巻などの暴風。
等々の大きな災害が起きて、その誤りを知らせようとしても、人々は気づくことが出来ない。
大元の神の想いを受けとる心ある人たちだけが、苦しむだけである。
大元の神と、天の理を、しっかりと心に納めなさいと、神々は、人に対して祈っている。
人々が大神の心を受け止めて、生きることをしなければ、やがて大神親神は、世界を一度に立て替えて(何らかのイベントを起こして)、人類を厳しく、育てなおす以外に、この世界を救う以外に方法はない。
人はその心根によって、神ふところでの出直し(肉体の死)か、神元への出直し(幸せな成仏)のいずれかを選ぶことになる。
右往左往して、迷っている人たちを、お神は辛抱強く見守り、今か今かとその成人(アセンション)を待っている。
あなたの心根を見直しなさい。
【補足説明】
晃月は、よく「人の千日、神の一日」という言葉を話していました。
その意味は、人が千日掛かってもできなかったことであっても、お神が働くと一日でできてしまう、ということです。
例えば、何年も持病で悩んでいて、どこの病院にかかっても、治らなかった病気が、お神が働くことによって、簡単に治ってしまうという事例です。
芹澤光治良氏の「教祖様(おやさま)」(善本社)の7ページに、芹澤光治良氏が、赤衣のおやさまと思われる老女にお会いすることで、長年の喘息の発作が止まるという一節が描かれていますが、これはこの「人の千日、神の一日」の好例といえます。
このことは、今ネットで流れている「引き寄せ」の法則に通じるものがあります。
バシャール流に言えば、その人の波動が上がることで、引き寄せの法則が働くということになります。
この晃月神諭では、その人の心根が、お神の想い(ご本願)に適うところになれば、不思議に病気が治ったり、物事が上手く成就するということを言っています。
心根が変われば、「引き寄せの法則」が働くようになります。
「引き寄せの法則」が働くヒト、即ち、自分の言葉が実現できるヒトを、神諭では、「誠人」(言葉が成る人)といいます。
これは、その人が有能であるとか、知識があるとか、そういう話ではないのです。
※ 成人、誠人については、神諭(981218)を参照のこと。