高橋信次先生の「新・復活」その13 大天使ミカエルからのメッセージ3

晩年の信次先生 スピリチュアル
昨日(10/17)の「新・復活」その12 大天使ミカエルからのメッセージ2  に続いて、今日は、「新・復活」その13 大天使ミカエルからのメッセージ3 です。
「新・復活」原稿_サタン・ルシュエル現す

※ この「新・復活」は、1976年に、高橋信次先生によって、書かれました。

大天使ミカエルは、「何故、この地球に、地獄のような世界ができてしまったのか」について語られました。

「新・復活」その13 大天使ミカエルからのメッセージ3

 「ミカエル私の出たときは、地獄は少なかったが、作用、天国が上にあがれば、反作用としての空洞地獄ができたのです。  ひとりでも多くの人々に、愛の教え、心安き、正しい法を説きなさい。生活に生かしなさい。  心の中に多くのものを得、己を悟ることになるのです。  なぜなくのでしょう。  なぜ泪が出るのでしょう。  それはなんなのでしょうか。  心の中の英智は偉大なものです。  心の中をゆさぶるものです。
 これからも道は続きます。  永遠に続きます。  しかし、物質はうつり変わるものです。  今の世にある物質はすべて、あの世のまねごとである事を知りなさい。  物質に心をとらわれ一生を終えれば、どのように悔いねばならないか、そなた達はよく知っているはず。
 主(※ エル・ランティ)が、いかに偉大なお方であるかを知りなさい。
 この中になん人も此の方の世界に行くことはできないのです。  そなた達は、私(※ 大天使ミカエル)の世界ですら、見たこともないだろう。  今の心では見ることは困難です。  今の自分の器を知りなさい。
 自分で自分から力が出るなどとはもってのほか!  自分が行動したものが、いかなるものであるかは、まわりの者がわかるのです。  力を出すなら自分から出しなさい。
 そなたたち一人一人の心の中にあるサタンの心に気付きなさい。  地獄のサタンは気付かぬうちにやって来ます。  それはスバラシイー力です。
 そなた達が知らないうちに、心のスミの奥にあるのです。  それに、うち勝つには、信と愛の心しかありません。  心に愛の防壁を作りなさい。  それがサタンからのがれられる 只一つの方法なのです。
 肉体は仮りのものに過ぎず  心の中にある大切なものを知りなさい  そして、毎日の生活を正しなさい
 そなた達の多くは 天使達が多いであろう  ※ 天使は菩薩の意味か。
 サタンの心は、増上慢の心にある。  私達はそなた達の心の状態に依り、姿を現出することができるのです。  そなたたちの力に応じて語ることが出来るのです。  それは器の広さによるのです。
 毎日の生活において発揮しなさい。  天上界に帰るときは、一段と大きい心を持って帰りなさい。  己を知りなさい。  己の器を知りなさい。  使命を果たしなさい。
 そなた達は私達とどのような約束をして、地上界に生まれて来たのか思い出しなさい。  世界は丸い。  心もまるい。  太陽も丸く 愛と慈悲を教えてくれている。  天上界に燦然と輝く心の太陽から、私たちは、智慧と愛と慈悲をいただいて、この地上界に出て来ているのです。
 天上界の太陽の心を知りなさい。  知っているのに忘れてしまっているのです。
 人の心に段階あり 『我れ 今天上の世界を見聞する  道は開かれん』
 自分の器の大きさを知れ!  増上慢の心で自分を大きく見るなかれ
 汝、中傷するなかれ  愛せよ。  許せよ。  道を歩め
 今、そなたたちに開かれている霊道は本当の力でないことを知りなさい。  10%の力だけでなく 90%の智慧を知りなさい。
 偉大なる 主より与えられた光で 私達の心はいつもまるく 平穏で 愛と慈悲にみち  一日も早く仏国土ユートピアを実現しなさい
 そして人々の心の中に愛の灯を大きくつけて行きなさい。  そうすることによって そなたたちの前に  確かな現象が現れることをここに予言いたします」

以上、です。

大天使ミカエルの一言一句は、そこに集まった聴衆の心を魅了していきます。
そして、地獄がなぜ出来てしまったかについて、次のように、語られました。

ミカエル私の出たときは、地獄は少なかったが、作用、天国が上にあがれば、反作用としての空洞地獄ができたのです。

 

これは、何を意味するかというと、「エル・ランティ」を頂点とした、光のピラミッドが上に持ち上がることにより、空洞が生じました。
更に、反作用が生じて、蟻地獄のような逆ピラミッドの形状をした地獄が生まれたのです。
逆ピラミッドの頂点に、大魔王として、サタンが君臨していたのです。

2年前に公開したブログ「地獄の救済」には、「七人の大天使」からの次のメッセージがあります。

これにより、人の心に明暗と亀裂が生じ、光の世界に、段階と、さまざまな層とを、創り出せり。 すなわち、天国と地獄は、このようにして、すべて、地上界に出世せる肉体を持ちし人びとの、心の所産なり。 かくして、意識界に、二つの世界生ぜん。 それ自然の法則にして、神の心に非ず。

 

このようにして、地獄の世界が始まっていったのでした。
初期の頃は、地獄の世界は大きくなかったのですが、光のピラミッドが高くなれば、なるほど、それだけ、地獄は深く大規模になっていきました。

地獄界の出現により、この地球に生まれた人々の心には、善(良心)と悪(エゴ)、光と影の両面が、生じていったのです。
サタンは、人の心の影の部分に、忍び込んで、地獄の世界に引き摺り下ろそうと、機会を狙うのです。
人がサタンに打ち克つ方法を、次のように、説いておられます。

 そなたたち一人一人の心の中にあるサタンの心に気付きなさい。  地獄のサタンは気付かぬうちにやって来ます。  それはスバラシイー力(ちから)です。
 そなた達が知らないうちに、心のスミの奥にあるのです。  それに、うち勝つには、信と愛の心しかありません。  心に愛の防壁を作りなさい。  それがサタンからのがれられる 只一つの方法なのです。

 

この「心に愛の防御壁をつくる」ことこそ、サタンの術中に落ちない、たった一つの方法です。
1976年3月、和歌山県の白浜で行われたこの研修会において、大天使ミカエルは正法を説かれました。 その僅か3か月後の6月に、高橋信次先生は、この世を去られて、昇天されました。 信次先生は、サタンによる正法流布の妨害を、最後の最後まで、心配されておられたようです。 40年余りの年月が、経った現在、多くの愛弟子たち、GLA会員の方たちは、どのように、この言葉を振り返るのでしょうか。
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