先日(10/9)のブログで、天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)の神名を唱えると、運性がよくなる、幸せになれるというユーチューバーさんの話をさせていただきました。
私が、松川晃月師から教えていただいたことに、名ばかりの神仰者になってはいけないということでした。
松川晃月師が、遺された晃月神諭に、次の神諭があります。
名ばかりの神仰者になってはなりません 神仰は神を知るということです 神について知るのではないのです ( 980702 )
よく晃月師は、次のように、おっしゃっておられました。
「神について知っているというのと、神を知っているのとは、天と地ほどの差がある。」
「神について知っている」だけでは、「名ばかりの神仰者」であると思います。
例え話になりますが、「安倍首相について知っている」という場合、殆んどの日本人は、安倍首相について、知っているでしょう。
ただし、「安倍首相を知っている」という場合、しばしば会合でお会いしていて、ご挨拶をしている人や、携帯の番号を知っていて、電話をすれば、話ができるような人であれば、安倍首相を知っていることになると思います。
そのように、安倍首相を知っている人は、稀ではないかと思います。
「天之御中主神を知っている」という場合も、同じことがいえると思います。
ここからは、私の体験を少しお話させていただきます。
ここからは、私の体験を少しお話させていただきます。
最初に、十三神之祈りを始めるための”願い出”を、晃月師にする必要がありました。
大抵の場合は、”願い出”は、受け入れられました。
祈りを始めるに当たっては、産土之清めという神事を行い、90日間は、毎日、自分一人で十三神之祈りを続けるのが条件でした。
また、神棚(お飾り)についても、祀り方の細かい指示をいただきました。
3か月を過ぎてから、本番のお祈りを始めることができるのです。
一旦、十三神之祈りを始めると、簡単には辞めることができませんでした。
正式には、「閉鎖之儀」を行った上で、神棚をお焚き上げにする(※ 神棚を焼く)ことになります。
多くの方たちが、晃月師によって、神棚をいただき、十三神之祈りを始められました。
願い出られた方が、お亡くなりになり、家族が引き継がれないと、そのお祈りは閉鎖されました。
また、諸事情により、十三神之祈りを辞められる方も、おられました。
晃月師が、2016年1月に、出直された(昇天された)ため、新たな祈りが開始されることはなくなりました。
現在、どのくらいの方たちが、十三神之祈りを続けられているのか、定かではありません。
話が長くなってしまいましたが、産土之儀から始まる、一連の神事の流れは、正式に、天之御中主之命への祈りを始める場合でした。
そうではなく、個人的に、天之御中主之命に対して、祈ることは自由でした。
私自身も、正式に、十三神之祈りを始める以前に、約15年間、個人的に天之御中主之命への祈りを続けていました。
基本的に、天之御中主神への祈りを始めることは、自由であると思います。
ただし、「名ばかりの神仰者」になってはいけないと思います。