昨日のブログ「縄文土偶とアフラ・マズダ」の中で、「ゾロアスター教の最高神は、天之御中主之命と同じ救世主で、最高神です。」ということを、書かせていただきました。
昇る朝日
では、救世主(The God)と創造主(The Creator)との違いは、どこにあるのでしょうか?
松川晃月師から、教えていただいた「十三神説明図」によって、ご説明をさせて下さい。
十三神の図

十三神の図

晃月師から、「『救世主』より上の神について、説明をしている宗教はない。」とお聞きしたことがあります。
そして、この図の一番上の○の「二ツ一つ之大神 親神天之大神」のことを、「創造主」と教えていただきました。
「この二ツ一つと呼ばれる『創造主』は、ふたりの神様があたかも一人の神様のように、存在している神様である。」と、お聞きしています。

そのため、この「二ツ一つ之大神」は、二柱、ふたりの神様と数えているのです。
天之御中主之命で一柱、神漏岐之命、神漏美之命とで二柱、八柱之大神が八柱で、全部で十三柱の神様ということになります。
そのため、「十三神」と、呼ばれているのです。
この「十三神」は、他の神々とは、別格の神々です。
 
「創造主」とは、このビッグバンによって始まった「大宇宙」を創った神様であり、宇宙人のいう「大いなる全て」という言葉で表されている神様りでもあます。
 
創造主(The Creator)とは、この宇宙全体を創造した大神様で、一つ二ツ之大神 天之御中主之命は、この太陽系宇宙の最高神です。
地球と人間がつくられた目的について、晃月師からは、次のようにお教えいただきました。
「地球創造は、親神天之大神が神の御姿に似せて人間という肉体を創造し、そこに神の子の魂を宿しこみ、神の子が相和して楽しむ姿を見て楽しみたいと思し召しになられ、一つ二ツ之大神を宇宙に放ち、順に宇宙にあった大神八柱と謀り始まりました。」
 
救世主と呼ばれる天之御中主之命は、創造主(The Creator)によって、そのようにして、生み出された存在で、創造主の持っている全ての要素を受け継いでいるといわれます。
 
大天使ミカエルの「あなた個人の神のエッセンスを強化する 2018.8.1.」というメッセージの英文の中で、救世主(The God)と創造主(The Creator)を、明確に区別しています。
【原文】

ENHANCING YOUR PERSONAL GOD ESSENCE August 1, 2018 | MESSAGES FROM ARCHANGEL MICHAEL

 

“the Creator” という表現は、「創造主」を指します。そして、”The Father and Mother God” あるいは、”our Father/Mother God” という二つの表現は、「救世主」を指しています。

山田征さんのノートに現われる、「我」というサインの主は、おそらく「創造主」を指しているのではないかと思われます。
中世フランスの科学者、デカルトは、次の有名な言葉を遺しています。
「我」思う、ゆえに「我」あり。 
この言葉は、次のような意味を、表している思えるのです。
私たちは、神の子です。それは、創造主の火種を魂に持っているから、神の子といえるのです。
「我」という創造主の火種が、心の中にあって、はじめてこの世界を認識できます。
宇宙人も、同じ創造主の火種を持っているので、互いにコミュニケーションを取ることができるのだと思います。