今日(5/26)は、十三神之祈りの世界と、グレートセントラルサンとの関係について、お話をさせていただこうと思います。
松川晃月のポートレート

在りし日の松川晃月師 修達会の修身(20kmランニング)にて 2006年11月3日

私は、毎日、松川晃月師から、伝授していただいた「十三神之祈り」を、毎日奉献しております。
 
結論から申し上げると、この十三神之祈りの創造主である、「二ツ一つ之大神 親神天之大神(ふたつひとつのおおがみおやがみてんのおおがみ)」とは、「グレートセントラルサン」のことだと思います。
 
そして、太陽系宇宙の指導神であるところの「一つ二ツ之大神天之御中主之命(ひとつふたつのおおがみ あめのみなかぬしのみこと)」とは、ユダヤ教、キリスト教でいうところの「ヤハウェ(Yahweh)」であり、イスラム教でいう「アッラー(Allāh)」であり、ゾロアスター教の最高神である「アフラ・マズダー (Ahura Mazdā) 」です。
 
高橋信次先生は、この太陽系宇宙の指導神・真のメシアのことを「エル・ランティー」と呼ばれました。
 
松川晃月師は、十三神之祈りの対象となる神々の図を、次のように、お示しになりました。
 
創造主」とは、ビッグバンで生まれた宇宙を創造した神様です。
救世主」とは、この地球を含む、太陽系宇宙の指導神です。
十三神の図

十三神の図

この「十三神之祈り」は、松川晃月師によって始められました。
 
晃月師は、熱心な天理教信者であり、中山みきさま・教祖様(おやさま)の熱烈なファンでいらっしゃいました。
 
天理教の十全の護りを、ベースにして、その上に、「一つ二ツ之大神天之御中主之命」と、さらにその上に、「二ツ一つ之大神 親神天之大神」をいただく形での神仰の体系を創始されました。
 
私は、国常立之命は、旧約聖書、新約聖書に登場する大天使ミカエルと同じエネルギーの神名であると思います。その理由について、ご説明いたします。
晩年の信次先生
高橋信次先生は、キリスト教の七大天使の名前を次のように、公開されました。
大宇宙大神霊

大宇宙大神霊と七大天使

大天使ミカ・エル(真のメシアの協力者、如来界の天使長)
大天使ガブリ・エル(通信、伝達)
大天使ウリ・エル(政治、経済、自治)
大天使サリ・エル(医学、薬学)
大天使ラグ・エル(律法)
大天使パヌ・エル(科学全般)
大天使ラファ・エル(芸術、文学、歴史)
+(大天使ルシ・エル)
 
そして、上の七大天使に加えて、大天使ルシ・エルを加えることによって、八大天使になります。
 
そして、この八大天使が、晃月師が「八柱之大神」と呼ばれた神々、天地教の十全の守護の内の、伊邪那岐、伊邪那美之命(神漏岐、神漏美之命)を除いた以下の神名の神々に当たると思います。
 
国常立之命(くにとこたちのみこと)は、清めの神様です。
面足之命(おもたりのみこと)は、温みの神様です。
雲読之命(くもよみのみこと)は、出入りの神様です。
大戸辺之命(おおとのべのみこと)は、育ての神様です。
大食天之命(たいしょくてんのみこと)は、切ること一切の神様です。
惶根之命(かしこねのみこと)は、理分け、息吹き分けの神様です。
国狭土之命(くにさずちのみこと)は、つなぎの神様です。
月読之命(つきよみのみこと)は、骨つっぱり、支えの神様です。
 
※ これらの神名については、古事記、日本書記にある「神世七代(かみよななよ)」に登場する神々(十二柱)の名前に合致するものも、合致しない神名もあります。
 
※「艮の金神」の記述については、削除をさせていただきました。2020年6月1日 黒川
 
 
以上のことを、まとめさせていただきますと、次のような関係が、見えてまいります。
 
1、創造主
グレートセントラルサン」=「父なる/母なる神」=「大宇宙大神霊」=「二ツ一つの大神 親神天之大神
 
2、救世主・メシア
ヤハウェ」=「エル・ランティ」=「アフラ・マズダ」=「天之御中主之命」=「天御中主神
 
3、人類の祖
アダムとエバ(イブ)」=「伊邪那岐(いざなぎ)、伊邪那美(いざなみ)」=「神漏岐命(かむろぎのみこと) 、神漏美命(かむろみのみこと) 」=「高御産巣日神(たかみむすひのかみ)、神産巣日神(かみむすひのかみ)」
 
4、大天使達
七(八)大天使」=「八柱之大神」=「十全の守護」=「神世七代の神々
大天使ミカエル」=「国常立之命
 
以上の関係図は、私個人の私見であります。
私たちは、長い転生輪廻のプロセスを経て、今世を生きています。
スターシードのように、宇宙の彼方から他の星々を渡って、地球での転生を重ねている魂も多いはずです。
この地球には、キリスト教、イスラム教をはじめ、仏教、ユダヤ教等々、様々な宗教が存在しています。
それらの宗教も、統合の時を迎えていると思います。
それぞれの宗教が、一つの宇宙の神理(真理)を反映したものであるとしたら、それぞれの宗教の最大公約数をとって、「宇宙の神理」をまとめ上げることができるのではないでしょうか。
その「宇宙の神理」の試案(たたき台)として、受け取っていただけると幸いです。