表題の言葉は、キヨ・ササキ・モンロウの「瞑想へのいざない 2」という、誘導瞑想のCDに収録されているお言葉です。正確には、次のようにおっしゃっておられます。
「人間は不完全な状態で、完全に作られています。」
キヨ・ササキ・モンロウ 瞑想へのいざない2 CD

キヨ・ササキ・モンロウ 瞑想へのいざない2 CD

私は、この言葉によって、どれほど救われたか分かりません。
 
その理由は、私たち人間は、しばしば失敗をします。その失敗が、取り返しがつかないほど、大きな失敗であると、感じることも、よくあることです。
 
そのように、大きな失敗をして、落ち込んでいる時に、この言葉によって、気持ちを取り直すことができるのです。
 
この言葉は、一見、パラドックスのように聞こえますが、その背景を説明させてください。
 
以前、「『愛と希望の讃歌』-だから、今、アセンション- 」というブログを書かせていただきました。
「愛と希望の讃歌」の表紙

「愛と希望の讃歌」の表紙

『愛と希望の讃歌』というご本は、アマゾンなど、どこのネット通販でも、購入できます。
その中から、引用させていただきます。
「愛と希望の讃歌」(1996年2月20日 2刷発行)P.32-P.33
 今ここでいろいろなことが明かされていくのは、これまでの舞台でのお芝居がそろそろ幕を下ろし、次の芝居へと舞台装置を変え、人間も肉体が自分だと錯覚していた状態から、自己の本質に気づいて悟りに入った人達だけで創造する五次元の舞台になるときがきたからなのです。
 地球はもともと楽しむために作られた遊び場として準備されました。これからのガイヤさん(地球の女神)は本来の自分に戻られます。そこで生きる人間はまず、自己の認識を次のように変えていくといいでしょう。
 ・愉しく生きる権利があるということ
 ・全ての罪の意識を学びという概念に変えていくこと
 ・生まれてから今日まで、やり残した感情の学びを全て終えること。すなわち全ての否定的な自己の思いを肯定的に変えること。
 ・自分の感情をコントロールできるようになること
 そして真に人生を楽しむ人達が集まって、次の新しい文明が五次元化した地球上に築かれていくときがまいりました。しかし、五次元で生きるも、まだ三次元の学びを続けるも、それぞれ自由なのです。地球は自由学校ですから。

引用は、ここまで。

このメッセージの中で、特に、次の2つの項目が、「人間は不完全な状態で、完全に作られています。」という言葉の背景であると思うのです。
 ・全ての罪の意識を学びという概念に変えていくこと
 ・生まれてから今日まで、やり残した感情の学びを全て終えること。すなわち全ての否定的な自己の思いを肯定的に変えること。
私たちは、何か大きな失敗をしたと思うと、どうしても自分を責めてしまいます。それが、「罪の意識」です。その失敗を、一つの体験として捉え直して、学びに変えていくことです。
この現世だけでなく、過去世における失敗や、人を傷つけてしまった出来事も含めて、すべて、否定的な想いを、肯定的な想いに変えていくためのキーワードが、「人間は不完全な状態で、完全に作られています。」です。
人間は失敗するのが普通なので、失敗したことから学べばいいのだ、と発想の転換をすることが促されているのです。
そもそも人間の自由意志とは、神の存在すら、否定できるほどの大きな権限を持っています。
その学びも、ようやく、幕を閉じる時が、やってまいりました。
そして、「真に人生を楽しむ人達が集まって、次の新しい文明が五次元化した地球上に築かれていくとき」が到来しているのです。
その到来が、昨日のブログに書かせていただいた「その時」でもあるわけです。